相場振り返り 5/22(水)
米国株
<為替>ドルが対ユーロで小幅上昇した。米連邦準備理事会(FRB)の政策担当者らは、インフレ率が目標の2%に戻る軌道に乗っていると確信するにはしばらく時間がかかるとの見解を示している。
ドルは他の主要通貨に対してほぼ横ばいで推移した。
FRBのウォラー理事は21日、金融政策の緩和姿勢を支持するには、望ましいインフレデータをあと数カ月、確認する必要があるとした一方、最新のインフレ指標は「安心できる」ものであり、追加利上げは「おそらく不要」と述べた。
米アトランタ地区連銀のボスティック総裁も同日、利下げが企業や家計の支出を刺激し、インフレが次々に変動するような状況に陥ることがないようFRBは利下げ開始に慎重になる必要があると語った。
ユーロは0.05%安の1.0852ドルとなった。
ドル/円は0.04%安の156.20円。<債券>国債利回りが低下した。22日に公表される4月30日━5月1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が、利下げ開始時期に関する新たな手掛かりを示すか注目されている。
米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は21日、最新のインフレ指標は「安心できる」ものであり、FRBの政策金利は適切に設定されているとし、追加利上げは「おそらく不要」と述べた。
アトランタ地区連銀のボスティック総裁も、利下げが企業や家計の支出を刺激し、インフレが次々に変動するような状況に陥ることがないよう連邦準備理事会(FRB)は利下げ開始に慎重になる必要があると述べた。
終盤の取引で、10年債利回りは2ベーシスポイント(bp)低下し4
.416%。
2年債利回りは0.5bp低下の4.833%。<株式>小幅高で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)による利下げ開始時期の手掛かりとして当局者の発言が注目された。また市場の重要なカタリストとなり得る22日発表のエヌビディア決算に関心が高まっている。
22日にはFRBの前回米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨も公表される。
個別銘柄では、メイシーズが5.13%高。 第1・四半期の売上高が予想以上に落ち込んだものの、通年利益見通しを引き上げたことに支援された。
前日4.5%下げたJPモルガン・チェースは反発して2.01%上昇
した。
IBMは2.09%高。オープンソースソフトとして人工知能(AI)
モデルをリリースする計画などを好感した。
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前場の日経平均は続落、米エヌビディア決算控えポジション調整
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