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相場振り返り 6/18(火)

米国株

  • <為替>ドルが対ユーロで下落した。欧州の政治不安を背景に、先週1カ月超ぶり安値を付けていたユーロに買い戻しが入った。
    終盤の取引で、ユーロは0.25%高の1.07305ドル。
    フランスでは今月末から投票が始まる国民議会(下院)選挙を前に、極右政党と左派政党が勢いを増し、マクロン大統領の中道政権に圧力をかけており、投資家は財政危機のリスクを懸念している。
    フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は17日、経済動向が自身の予想通り推移すれば、「年末までに1回の利下げが適切になる」という見解を示した。
    ドル/円は0.2%上昇し、157.73円。円が34年ぶり安値近辺で推移する中、トレーダーは引き続き、日本当局による介入の兆候を注視している。

  • <債券>米債利回りが上昇した。一連の米経済指標の発表を控え、ポジション調整の動きとなった。期間2年から30年の米債利回りは5営業日ぶりの上昇となった。
    ニューヨーク連銀が17日に発表した6月のニューヨーク州製造業業況指数がマイナス6.0と前月のマイナス15.6から上昇し、市場予想(マイナス9.0)よりもマイナス幅が縮小したことも利回り上昇に寄与した。
    午後の取引で、指標10年債利回りは6.2ベーシスポイント(bp)
    上昇の4.275%。
    30年債利回りは5.3bp上昇の4.403%。2年債利回りは8.3bp上昇の4.767%だった。

  • <株式>主要3指数がそろって上昇し、S&P総合500種とナスダック総合が終値ベースで最高値を更新した。市場では新たな経済指標の発表のほか、米連邦準備理事会(FRB)当局者の発言などが注目されている。
    アップルとマイクロソフトは一時の下げから反発し、1.97%、1.31%、それぞれ上昇した。
    ブロードコムと台湾積体電路製造(TSMC)の米上場株は5.41%と2.74%、それぞれ上昇。マイクロン・テクノロジーも4.58%高
    となった。証券会社の目標株価引き上げを受けた。
    エヌビディアが0.66%下げたものの、フィラデルフィア半導体指数
    は過去最高値を更新した。

日本株

市場ニュース

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