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相場振り返り 5/10(金)
米国株
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<為替>ドルが大半の通貨に対し下落した。朝方発表された米新規失業保険申請件数が予想以上に増加し、労働市場の減速が改めて示されたことに反応した。
一方、英ポンドは、イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利を据え置き、6月利下げの可能性を否定しなかったことを受け下落。しかし、米指標を受けて上昇に転じた。
終盤の取引で、主要通貨に対するドル指数は0.22%安の105.28。
ポンド/ドルは一時、4月24日以来の安値となる1.2446ドルに沈んだ。しかしその後、米指標を受け上昇に転じ、0.18%高の1.2518ドル近辺で推移した。
ユーロ/ドルは0.28%高の1.0775ドル。
ドル/円は0.03%高の155.52円。<債券>米債利回りが低下した。今週の合計1250億ドルの国債入札が全て順調に消化されたことで安心感が広がった。
米財務省がこの日実施した30年債入札(250億ドル)は、最高落札利回りが4.635%と入札終了時の利回りを下回り、堅調な需要を示唆した。
30年債利回りは入札後に低下。終盤は1.5ベーシスポイント(b
p)低下の4.6166%となった。
米労働省が9日発表した4日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比2万2000件増の23万1000件だった。市場予想の21万5000件を超え、昨年8月終盤以来約8カ月ぶりの高水準となったことを受け、序盤の米債利回りは低下した。
指標10年債利回りは2.6bp低下の4.457%。2年債利回りは3.2bp低下の4.8112%となった。<株式>ダウ工業株30種 が7営業日続伸して取引を終了した。米新規失業保険申請件数の予想以上の増加を受けて利下げ観測が強まり、主要3株価指数全てが上昇した。
ダウは昨年12月以来の7連騰で、4月1日以来の高値で引けた。S&P総合500種は4月9日以来約1カ月ぶりに5200台を終値で回復した。
労働省がこの日発表した4日までの1週間の新規失業保険申請件数は前週比2万2000件増の23万1000件と、市場予想の21万5000件を上回った。これが利下げ期待を押し上げた。
米国債利回りの低下も株式相場の支援材料となり、金利変動に敏感な大型ハイテク株の買いを誘った。アップル、アマゾン、メタ・プラットフォームズは0.6─1%高で引けた。
一方、英半導体設計アーム・ホールディングスは2.3%下落。同社が
示した今年度(4月からの1年間)の売上高見通しが予想を下回った。
今月下旬に決算発表を控えるエヌビディアも1.8%下げた。
日本株
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市場ニュース
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