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相場振り返り 7/3(水)
米国株
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<為替>薄商いで相場が不安定な展開となる中、ドルが小幅下落。米連邦準備理事会(FRB)パウエル議長の幾分ハト派的な発言を受け、年内利下げの観測が高まった。
パウエルFRB議長は、ポルトガルで開催された欧州中央銀行(ECB)主催の会合で、米国は「ディスインフレの道」に戻ったものの、FRBは利下げに着手する前にインフレが鈍化しているとの「確信を持ちたい」とし、一段のデータを確認する必要があるという見解を示した。
ドル/円は横ばいの161.48ドル。日米の金利差拡大が意識される中、一時161.745円と約38年ぶりの高値を付ける場面もあった。
円は対ユーロでも、前日に付けた最安値の173.67円を小幅下回る水
準で推移。キャリートレードに依然妙味が残る中、円は豪ドルに対しても33年ぶりの安値近辺となった。<債券>指標10年債利回りが低下した。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長による発言を受けた。
パウエル議長は2日、ポルトガルで開催された欧州中央銀行(ECB)主催の会合で、米国は「ディスインフレの道」に戻ったものの、FRBは利下げに着手する前にインフレが鈍化しているとの「確信を持ちたい」とし、一段のデータを確認する必要があるという見解を示した。
指標10年債利回りは3.7ベーシスポイント(bp)低下の4.44
2%。30年債利回りは2.7bp低下の4.616%。
2年債利回りは3.1bp低下の4.471%。
2・10年債の利回り格差はマイナス30.1bp。一時マイナス27
.8bpとマイナス幅は5月上旬以降で最小の水準に接近した。<株式>主要株価3指数が軒並み上昇。電気自動車(EV)大手テスラや
大型グロース株の上昇が主導した。ただ、週内に独立記念日の祝日と米雇用統計の発表を控え、薄商いとなった。
テスラは1月初め以来の高値に上昇。第2・四半期の納入台数が前年同期比4.8%減と、予想の5%減よりも小幅な減少にとどまった。
米国債利回りが低下する中、アップル、アマゾン・ドット・コム、アルファベットといった大型グロース株も買われた。
半導体株の値動きはまちまちとなったが、エヌビディアは1.3%下落
した。同社株は年初来147%以上上昇している。
3日は短縮取引、4日は祝日で終日休場となるため、今週は薄商いになる見込み。
日本株
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