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相場振り返り 6/19(水)

米国株

  • <為替>ドルが対ユーロで下落した。5月の米小売売上高から個人消費の減速傾向が示唆され、米連邦準備理事会(FRB)による年内の利下げ観測が強まったことを受けた。
    米商務省が発表した5月の小売売上高(季節調整済み)は前月比0.1%増と、市場予想の0.3%増を下回った。
    ユーロは0.02%高の1.073625ドル。先週までにマクロン仏大
    統領が発表した国民議会(下院)の解散総選挙の発表を受けてユーロの売りが進んだが、それ以降は安定的に推移している。
    ドル/円はほぼ横ばいの157.81円。

  • <債券>国債利回りが低下した。5月の小売売上高の伸びが予想を下回ったことで、米連邦準備理事会(FRB)は9月に利下げに着手するとの観測が高まった。
    財務省が実施した20年債入札は、最高落札利回りが4.452%と、入札前取引を下回った。応札倍率は2.74倍と、平均(2.57倍)を上回った。
    入札後の20年債利回りは5.9ベーシスポイント(bp)低下の4.
    461%。
    終盤の取引で10年債利回りは6.2bp低下の4.216%。
    30年債利回りは5.9bp低下の4.350%。
    2年債利回りは5.3bp低下の4.707%。

  • <株式>S&P総合500種とナスダック総合が終値ベースの過去最高値を更新して取引を終えた。半導体大手エヌビディアの最高値更新を受けた。一方、予想を下回る米小売売上高を背景にダウ工業株30種平均はほぼ変わらずだった。エヌビディアはこの日、時価総額がマイクロソフトを抜いて世界首位となった。

    他の半導体株も買われ、フィラデルフィア半導体指数は最高値を記録した
    クアルコム、アーム・ホールディングス、マイクロンは2.1─8.7%上昇し、マイクロンは最高値を更新した。
    ナスダック総合株価指数は7日続伸した。半導体株の値上がりがアルファベット
    、アマゾン、メタ・プラットフォームズの下げを相殺した。

日本株

市場ニュース

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