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アストラルの光

こんにちは!魔タリカ 880歳、魂のR指定です。早くも秋分を迎え、これから徐々に夜が長くなって、闇が深まってきます。世界の潮目も変化の時を迎えたことを、なんとなく肌で感じます。人の精神のレベルでは、深く内側へと入って闇を抱きしめるような、内省のサイクルだとも言えます。

前回のメルマガではまだ薄闇でしたが、そろそろあたりが暗くなってきて、家に帰る時間になったということ。薄闇の間〈あわい〉では、男なのか女なのか、愛なのか嫉妬なのかを判別するには、うっすらと浮かび上がる色や形が多少の手掛かりになるでしょう。

想像してみて!闇の中では人間と物質、男と女、善と悪、愛も恐れも嫉妬も、形も色も、輪郭を失ってしまいます。中身を確認するには手で触ってみる、匂いを嗅いでみるなど、五感と本能をフルに使って、内なる直観を頼りに信頼を育てる時間なのです。

この、全ての「もの」が輪郭を失う世界というのは、実は第4チャクラ、ハートのチャクラの領域です。第1から第3チャクラの物質界の領域と、第5から第7チャクラのスピリチュアルな世界の間〈あわい〉にあって、物質世界のものが一度その形や既存の価値を失って、第4チャクラ(レベル)の闇の中に沈んでいきます。

この第4(ハートチャクラ)レベルは、それ自体一つの世界を作り上げる広大な領域です。ここはアストラル界と呼ばれる、古代のシャーマンが死者の魂を追って行く冥府であり、薬草の知識を求めて自然霊に教えを乞うために訪れる、あの世界です。幽体離脱も、人間の感情が想念体という形を取るのも、このレベルです。人は皆、眠りに落ちるとアストラルに行ってエネルギーレベルの滋養を補充してくるのです。

アストラル界には、高い波動から低いレベルで振動するものまで、玉石混交です。感情の作り出す想念体(ソートフォーム)も、愛、喜びから嫉妬、恐れ、怒り、天使や妖精、UFOから煉獄まで、なんでもあり!なのは人間世界の写し鏡のようです。

この薄暗いアストラルでは、低い波動のものはより暗く見えて、高い波動のものは内側から光と色彩を発している、幻想的な夢のような世界です。夢にも、鮮やかなのとモノクロがありますよね。みんな毎夜通っているのだから、ちょっと思い出せばすぐにどんな場所だかわかります。

「アストラル界がなくなりつつある」という噂をチラッと思い出したんですが、夢や希望を失って、「お金さえあればなんとかなる」という信念のもとに、色彩の鮮やかさを欠いた平坦な人生を多くの人が歩いているならば、アストラル界も薄暗さばかりで、荒廃しているのかもしれません。

いつもの通り、私は第5チャクラの世界で生きているから、闇とは関係ないという意見は受け付けられませんw 人は皆、第4チャクラの肉体レベル、「心臓」を持ってるんだから、玉石混交の感情、想念から逃れることなどできません。それでもなお、先に進みたいというのが、スピリチュアルな成長とも言えるでしょうか。様々な感情(第4)を変容させて、

正しい決断(第5)を下す、というような。タオのテクノロジーが伝える感情の変容ー六字訣、内笑瞑想は、そんな変容を起こす瞑想で、古代のシャーマンから現代を生きる私たちに贈られたギフトなのです。道に迷って、先が見えない真っ暗な闇の中にいるような時にこそ、内側から発っする自分自身の光で闇を照らして歩いていけるように。

Love♡

Tarika

2020 / 9 / 23 メルマガより

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