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天が雇ってくれるうち..

こんにちは!魔タリカ766歳、魂のR指定です!
なんだか辰年の出だしから、すでに龍神様は息巻いているようですね。
ユニバーサルタオのユタ先生や、多くの海外の友人からも
安否を尋ねるメッセージをたくさん受け取りました。
私はインドなので無事で、地震の地域の友人たちにも安否を確認して、
無事でいることを伝えました。

私は3.11も海外だったのですが、日本にいて何かの災害が起こった時
よりも、日本の外にいる方が、まるで自分の体の一部が壊れたような
リアルな痛みを感じます。
日本の多忙できついグリッドの中では、感覚を遮断しながら生きて
いるのかもしれないし、日本から離れた場所にいるからこそ、
日本を強烈に感じるのかもしれません。普段あれだけみんなに
「感覚を開いて」生きるのを推奨しているというのにね。
だからやっぱり河岸を変えてみるのは大事なことです。

コロナも、地震も、飛行機の事故も、普段どんなに気をつけて
生きていたって、巻き込まれてしまえばどうしようもなく、
逃れることはできません。
まるで大きな力(風雨)に翻弄される一枚の木の葉に
なったような気分です。
どんな強烈な嵐でもいつか必ず去っていき、しばらく経てば
青い空が広がるでしょう。

けれども、こんな深い痛みを伴う経験は、目を背けずにしっかり
振り返って事実を受け止めないとトラウマ化して、大事な機能「感じること」を麻痺させてしまいます。
私たちの個人的な心と体のありようと、国や社会の集合無意識も、
トラウマ化するプロセスは同じように進行します。
「上にあるが如く下にもある」という言葉通り、社会の心理的な
在りようは私たちの意識の鏡なのです。

もう2度とこんな痛みは感じたくない!こんなことは忘れてしまおう、
でも、経験から学ばなければ、同じような状況が来るたびに体も心も
トラウマチックに反応して、やがてはそれが機械のような自動運転となって、同じパターンが繰り返されることになるのです。
3.11の時には、多くの外国の友人からは「しばらく日本には帰らない方がいい」と言われたことを懐かしく思い出しました。

確かに私には暖かい国で楽しく暮らす、という選択も可能なはずです。
(もちろんあなたも!)
私個人にはどうしようもないことを気に病んだところで、いったい自分に
何ができるのでしょうか。どんな時でも自分の選択を信頼すれば、
それが最善の道となるものです。

だけど、本当に自分がしたいことなんだろう?
自分が生きがいや幸せを感じながら生きるポイントは何だろう?
私の魂の望みとはなんだろう?
自分の魂の憧憬から目を背けてはいないだろうか?
私が繋がって生きていきたい道〈TAO〉とはなんだろう?
という自問自答が続きます。

含んで超える……..



自然災害も人生の災害も、経験から学ぶ事ができさえすれば、
過去の痛い体験ですら叡智に変わります。
過去をなかったことにするのではなく、含んで超えて、今この瞬間を
最大限に生きるという選択があります。

最大限に生きることを考える時、最も間違いのない確実なことは、
誰もが死に向かって歩んでいるということです。
生き方はそれぞれであっても、死は誰しもに同じように訪れます。
人生の終わらせ方に心を向ければ、自ずと生き方が見えて来ます。

性は、生と死の間にあって、その二つの点を結ぶものは「心」です。
「いつ死んでもいいように」そんな生き方をしよう、と、けっこう多くの人がそう思っていると思います。

世界はびっくりするほどのスピードで変化しています。
自分の生きたい世界を実現するために、外側に働きかけるよりも
自分に働きかけた方が、やっぱり早いし、そういうことなら、
自分のハラが決まっているのかどうかが鍵です。

2024年、私のハラは、セクシャルプラクティスをリードできるセラピストを
育成することに決めました。これがどれほど大変なことなのかを
考えると途方に暮れてしまって、この10年というもの、手をつけずに
来ました。
だけど、昨年から始めた「タオメディスンスクール」の感触に、
個人と、時代の意識の進化を深く感じて、励まされました。

セクシャルなセラピーを実際に行っていくのに一番難しくて大変なのは、
共通の倫理観の土台作りとその共有、そして実践です。
体や技術だけなら、トレーニングすればいくらでもなんとでもなります。
だけど、倫理観やスピリチュアリティはそうはいきません。

性暴力やハラスメントが横行する世の中で、物事を冷静に見極めながら
熱く愛を煽るという、まさにエロティックの中に知性、インテリジェンスの
存在なくしてセクシャリティには取り組めないということです。
私も、あなたも、まずは内側の思い込みというガラクタを断捨離し、
そのまた奥にしまわれていた魂のヒソヒソ声に耳を傾けていって、
辛かったことも、痛かったことも、叡智に変えていくことです。

そのプロセスは、非金属から金を創り出す、石ころの中から
ダイヤモンドを発見する、アルケミストそのものです。
だから、自分たちのことをカウンセラーやインストらクターではなく、
アルケミストと呼ぼうと思います。

日本でヨニエッグや射精コントロールを基礎からお伝えできるのは
私たちだけです。まだ天が私を使ってくださるうちは、
この地上でベストを尽くして行こうと思います。

Love♡

Tarika

2024/ 1月11日発行メルマガより



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