ヒマとお金と豊かさと
Beloved♡さん
こんにちは!魔タリカ741歳魂のR指定です。先週末はやっとやっと、念願の大阪でのグループでした。懐かしい顔ぶれに久しぶりに出会って、お互いの生存を確認しました。大阪では、ハートの仕事についてワークしてきましたが、私の中では「豊かさ」について、再確認したことがあるんです。
最近は将来の夢は?と尋ねると「お金持ちになること」だという子供が結構いるんだそうです。大人でもいますよね!とりあえずお金が欲しい、という人。そうですよ、お金がないと困ります。
でも、「お金持ち」というのは結果であって、職業でもないし、どんな人生を歩きたいのか、というプロセスとは違いますよね。
仕事はとりあえずお金を得るための手段だと割り切っている人はそれでいいのだと思います。もう一方で「好きなことして食べていきたい、それでお金を稼いで食べて行けたら最高!」ってことで、このメルマガ読者にとってデフォルトかもしれません。
好きなことを仕事にしている人も、やがてお金を稼ぐことが目的になってしまうと、疲れ果てたり、稼げないからやっぱり雇われ人に戻る、という選択をする人も多いでしょう。
「私たちは地球という学校に学びにきた」なんてよく聞くフレーズです。学校は英語でSchool、その語源はギリシャ語で暇〈ヒマ〉です。どんなヒマかというと、"学問や芸術に専念し、幸福を実現するための自由で満ち足りた時間”なんだそうです。
ダンスしよう、とか、自分の内面を探求しよう、なんていうのは、生き残りをかけた衣食住のサバイバルから自由になった後の、余暇、閑暇の時間がある人がするものです。スピリチュアル〈霊的〉な探求というのは、通常以上にヒマな人のやることで、ましてやセクシャリティの探求は、さらにヒマな人のやることです。苦しみや辛さから探求に入る人もいると思いますが、ここでのサバイバルは、寝るところと食べるものを確保できれば、まずはOKじゃないですか?
セックスは、深く学ばずとも本能がそこに連れて行ってくれます。本能を超えた霊性に、人間の体を持って参入しようとする場合には、どうしたってより一層のヒマと余力が必要です。
タオの先生たちは、教科書通りのセクシャルプラクティスを実践するには、最低3ヶ月は衣食住の世話をしてくれるメイドを雇って籠らないと無理だと笑いのネタにします。お金を稼ぐことに一生懸命な現代人には到底無理そうですよねw タオのマスターは「余暇に使う時間とお金を惜しんで老後の楽しみを先延ばしにしたら、待っているのは病院のベッドだ」と言います。
そんなことで、余暇を楽しむこと、無駄な時間を楽しむことが「豊かさ」なんだとしたら、「どのくらいお金を持っているか」とはちょっと違いますよね。そこを誤解すると人生は全然楽しくなくなってしまいます。
私の仕事は、タオを通して「豊かさ」に触れる時間を提供することです。なので、集まってくる人たちは、ヒマを楽しむ能力の高い、豊かな人たちばかりなんだと、改めて感じたのでした。
タオの本源は「無為自然」です。これぞ「豊かさ」なんですよね!
Love♡
Tarika
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