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聖なる引き寄せ

こんにちは!魔タリカ 741歳 、魂のR指定です!
ドキドキのクラウドファンディングもあと4日、ついに終盤に差し掛かって来ました。この絵本「リナのぼうけん・わたしのからだ、だいすき!」は、日本人に取って多少なりとも衝撃的な絵が入っています。
生殖器の解剖学的に詳細な説明のパートですね。
前にも触れましたが、それは私の場合、大人の性教育アナンガランガで、どっぷりと深く入るところです。

このクラファンを立ち上げて、多くの方とこの問題について意見を交わす
機会をいただきました。クラファンの推薦文もいただいた産婦人科の伊藤加奈子先生は、「これは中高生向きだね!」とおっしゃいます。
小さな子供にもわかる本ですが、やはり内容は二次性徴期まで成熟していないと扱いきれない、ということです。

昨日はシュタイナー学校協会会長のはたりえさんと、ドイツのリヒター恵子さんとのライブをしました。

始まる前に、昔読んで本棚に入りっぱなしだった、「性愛の神秘哲学」というシュタイナー学校の先生によって書かれた本を読み直したんですが、やはりその中でも、小さな子供には扱い切れる量と質の情報を象徴的な形で
与えるように、と書かれていました。
自然の中の巻き貝や、花の咲く姿を模したような象徴的表現、などでしょうか。だから、リナの冒険は生理が来る年頃の女の子たちのイニシエーション(通過儀礼)として、ちょうどいいのかもしれません。

だけど、何よりもまずそのイニシエーションを通って成熟するべきなのは、私たち大人です。私たち一人一人に、「若い世代に伝える」というミッションがあって、自分達が受け取ったもの、受け取ってこなかったもの、経験から得たことなども含めて伝える、ということ。

インドのヒンドゥー教のご神体「シバリンガム」は神のペニスと女神のヨニ
が合体している姿で表されます。女性器(ヨニ、ホト、ヴァギナ)は、創造の宇宙、生命の神秘への入り口です。
その創造の宇宙は誰もが持っているのだから、私たち全員が専門家としての
ミッションに取り組む必要があるのだと思います。

男性と女性の両性がなければ、私たち人間は生まれてくることができません。当たり前のことなんだけど、その当たり前の日常の中にこそ、神秘的な
聖なる扉が開いています。鍵は「愛」です。
愛がなければセックスは虐待やポルノに堕ちていきます。
愛があるところに水が湧き出し、地球を潤し、生命を潤してくれるのです。

昨日のライブを、はたりえさんにご了承いただいた時、ちょうどりえさんは12世紀の修道女、聖ヒルデガルドの「卵型ないし火焔太鼓型の宇宙像」という絵を見ながら、次のご自身の舞台はこれを題材に、というのが降りてきていたので、お引き受けしてもいいと思ってくださったのでした。卵の周りを取り囲む火焔、それはホト(火戸、火陰)のことです。火は男性の性エネルギー(精子)の象徴、そして愛の象徴です。

まさに私たち日本の絵本制作チームがオーストリアに日本の女性器の絵(ホト、火戸、火陰)をお願いした直後の出来事でもあったのです。

私たちのホトから愛が溢れ出て、新たなご縁を繋いでくれたのだと思います。性エネルギーこそは、真の引き寄せエネルギーだから!

神様はこの世で一番大切な宝物を、人間に見つからないように、人間の内側の奥深くに隠した、というお話があります。それはきっと会陰、生殖器じゃないかと私は思います。異次元へのポータル、聖なる扉を外側に探し続けても、何も見つかるはずがありません。

ポルノやエロなどの汚物にまみれて隠されていて、鏡(ご神体)なしには見ることができない、秘密の場所にあるんですから。

Love♡

Tarika

2022 / 2 / 24 発行メルマガより


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