暗闇の森の女王Covid

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こんにちは!魔タリカ880歳、魂のR指定です。

先週で終わるはずのチネイザンウィークは、プラクティショナーたちのものすごい熱量に突き動かされてその後も続くことになり、やっと今週一区切りを迎えました。そしてこの2日ほどは、もんの凄いゲリラ豪雨と雷で、ぶちぶちとパソコンが落ちまくりましたが、風はほんのり爽やかになってきたようです。

さて、Covid-19をきっかけに、人生に変更を余儀なくされた人、方向性が定まった人、変更を加えてみようかと思った人、外的にも内的にも、けっこう大きなことが起こっているのかと思います。

起業したり、職業を変えたり、パートナーの人事交代があったり。

先日、清水友邦さんとお盆と見えない世界との通路のお話をしました。

私の近辺ではCovid-19はまだ起こっていなくてみんな元気ですが、一方で訃報もまた多く聞くようになったのは、通路の扉が全開だからでしょうか。

Covid-19について、生物なのかどうか、という議論もありますが、私にとってそれは、特定の意識を持ったような振る舞いを通して、今まで見えなかったものを可視化し、心の風景の最奥に内在していた真実をあらわにし、さて、どうする?と耳元に囁きかけてくる、見えない世界からやってきた使者、という意味で「生きて」います。

昨今のスピリチュアル系でも、手軽で明るいもの、楽しいもの、幸せなもの、果ては専門用語の使い回しw がもてはやされていますが、明るい場所に引き寄せられるある種の生き物を連想させます。

明るいこと、便利で快適でハッピーなことが正しいなら、ウィルスがもたらすものはいったいなんでしょう?パンデミックの中にあっても楽しく快適で、影響を受けないでいること?いえいえ、ウィルスは人間の健康のみならず、働き方、経済の仕組みから、生き方、考え方、人間の在りようについて、暗い闇の中に潜んでいた死への恐怖というエネルギーを使って問いかけているように思います。

現代は西洋も東洋も、謎と魔法の呪術に満ちた森の暗闇を伐採し、生命の神秘や謎を嘲笑って駆逐してきました。

昨年、友邦さんと奥様と3人で東北を旅した時に、道端で子熊に出会いました。その瞬間、鬱蒼とした暗い緑の森の中に息づく魔法の力が突如として目の前に展開されたのです。都会っ子の私にとって、衝撃でした。熊は女神アルテミスのトーテムであり、アイヌの神です。その後に私は黒い犬に噛みつかれ負傷して、Covid-19がやってきました。これは、私の個人的なイニシエーションの物語ですが、運命の輪というものは、有無を言わさず、私が受け取りたいかどうかに関係なく、向こう側から転がってくるものなのだ、と思いました。

暗闇の森の女王Covid-19がもたらしているのは、うっすら開いた扉の向こうに広がる私たちの知らない世界、人間の真実をつかみ直すチャンスという、人類のイニシエーション(通過儀礼)じゃないかと思うのです。

Love♡

Tarika


2020/ 8 / 14 メルマガより

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