コトウラ市

 ウミゾイに位置する、都市同盟を構成する一市。2296年にナガサキ市からの移民が建設した。都市同盟の中ではもっとも辺境に位置し、フクイに非常に近い。
 シコク戦争後、都市同盟本土が疲弊する中発展をつづけ、ウミゾイの他の都市を圧倒するようになる。特にキューシュー内戦の際には母市を支援するという口実でナガサキ連合を支援し、フクオカ市やシモノセキ市を相手に戦った。
 この戦争に従軍したクマガイ・ユキマサはのちコトウラ市を帰りつくと雄弁によって市民の支持を集め、市長に就任。軍事的に他の都市を圧倒し、「フクイやオーサカの王と同列になろうとしている」と本土の歴史家に揶揄された。