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「なんかスゴイの見ちゃったなぁ」頭トロトロ特撮日記第1回『ウルトラマンゼット』第1話

どうも、豆です。今回はウルトラマンゼット第1話「ご唱和ください、我の名を!」についての感想をまとめていきます。

おしながき
・【簡単なあらすじ】
・「なんかいきなりスゴイの見ちゃったなぁ」
・第1話の戦績じゃない!強豪ゲネガーグ
・かわいいとカッコいいの欲張りセット:ゼット&セブンガ―
・おわりに&大喜利企画 

【簡単なあらすじ】


防衛チーム「ストレイジ」は、対怪獣特殊空挺機甲(通称「特空機」)第1号「セブンガー」で怪獣に対抗している。ストレイジの隊員であるナツカワ・ハルキは、自身の正義感をまっすぐ貫く若き熱血漢だ。
一方その頃、怪獣「ゲネガーグ」を追っていたウルトラマンゼロは、ゲネガーグの攻撃によって異次元に飛ばされてしまう。彼いわく「三分の一人前」のウルトラマンゼットは彼から「ウルトラゼットライザー」を託される。ゲネガーグを追って地球にやってきたゼットだったが、避難所を庇いハルキが乗り込むセブンガー共々倒されてしまう。
命を落としたハルキと「ウルトラやばい状態」のゼットは融合し、共に町を守ることを決意する。彼らはウルトラマンゼット「アルファエッジ」に変身。ゲネガーグを圧倒するのだった。

●「なんかいきなりスゴイの見ちゃったなぁ」

『ウルトラマンゼット』第1話はいきなり人々の悲鳴から始まります。名物「怪獣に追われる人々」ですね。怪獣ファンなら一生のうち一度は経験してみたい役どころと言えるでしょう。また、それゆえにココの出来がファンの心を掴めるか掴めないかの分水嶺ともなり得るわけですが……。

ドスン……ドスン……

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ん?

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_人人人人人人人人_

> 突然のゴメス <

 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

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無題63-2


 優勝が出ちゃいました。ビックリしました。「これ見たかった奴ゥ~」感がこの時点で凄いです。特に犬を抱えたハルキの横をゴメスが歩いていくカット!どうやったらこんな自然に合成できるのか……。こんな迫力が出せるのか……。普段「私なんかが作品を採点とはおこがましい」派の私ですが、あえて言います。100点です。もうあとは点数がキャリーオーバーしていくだけです。ウイニングランです。

●第一話の戦績じゃない!強豪ゲネガーグ


 ちっちゃくて可愛い「サメクジラ」は近年良く見かけましたが、こういう「凶暴!!!」って顔したサメ怪獣は久しく見ていなかったように思います。正直、サメ怪獣というだけでもかなり稀有な存在であるゲネガーグですが、それ以上に強烈な特徴があります。それは……。

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 そう、「めちゃくちゃに強い」ということです。恐らく歴代の第一話登場怪獣では最強クラスだと思います。いくら「3分の1人前」とはいえ、第一話で主役を圧倒する実力もそうですが、それ以上に不意打ちとはいえ「ウルトラマンゼロを戦線離脱させた」という戦績がとんでもないのです。ゼロは頻繁に一人で複数体の怪獣をせん滅しますし、これまで経験した様々な苦難の中で成長し、時空間移動などの能力も多く持っています。
 そんな彼を、1体の怪獣が一撃で戦線離脱させた(正確には投げつけたブルトンも含めて二体ですが)のは本当に大戦果です。わざわざ講演会を開き人質を取って何とか無力化したのに、すぐにパワーアップして復活された伏井出先生が見たらスゴイ顔しそうです。とはいえ、絡め手無しなら多分ゼロが勝っているとは思います。

●かわいいとカッコいいの欲張りセット:ゼット&セブンガー


 最近はウルトラマンが喋る機会が増えてきましたね。これに関しては色んな考え方があると思います。が、少なくとも私は大いに肯定派です。というか、寡黙に「立ち姿で語るウルトラマン」も、色んなパーソナリティを出してくれる「喋るウルトラマン」も好きです。
 ゼットは後者に当たります。いきなり初代『ウルトラマン』のカットをオマージュしたかと思いきや、


「ついでに私もウルトラヤバいみたい……」
「マジ?参りましたなぁ……地球の言葉はウルトラ難しいぜ」

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 めちゃくちゃ笑っちゃいました。巻き戻して二回聞きました。かわいい。「ウルトラ○○」の言い回し(多分アレは口癖ですね)といい、崩壊した日本語といい、なんかすごく親しみが持てました。あ、思えば初代も第一話で「何か悪事を裏で企んでる奴」みたいな喋り方してましたが、あれも地球の言葉の抑揚がウルトラ難しかったからなのかもしれないですね。

 セブンガーもこれまた可愛い。がれきの撤去作業(これ多分やらないと国から予算降りにくいんでしょうね)をする姿が積み木をする子供のようでした。『レオ』での登場から約46年と、だいぶお久しぶりな怪獣なのにも拘らず店頭からソフビが消えたのは、この可愛らしさによるものだと思います。

 そんな彼らですが、戦う時はカッコよくなります。避難所を守って戦う姿にグッときますし、非常に高い特撮技術や殺陣の技術によって戦闘は常に大迫力です。ビルも第一話から景気よく壊れます。(余談ですが、実は私『パシフィック・リム』でニュートンのゆりかごにジプシー・デンジャーの腕が振れてカツン……カツン……となるシーンがとても好きなのですが、アレに近い「警報機が鳴る会議室」のシーンもあって大満足でした)
 このように、可愛さもカッコよさも持っているゼットとセブンガー。魅力の欲張りセットです。親しみやすい一面も持つ巨大ヒーロー。キャラクター的にすごく立っていると思います。カッコいいのに可愛い。可愛いのにカッコいい。双方高めあい無敵に見えます。

●おわりに
以上、第一話「ご唱和ください、我の名を!」の感想でした。隊員の皆さんについても書きたかったんですが、これ以上書くと着地点を見失いそうなので、今回はこれぐらいで。統括すると、第一話はただただ「面白い!見たかった奴!」って感じでしたね。
当方これが初めて書いたブログでして、未だに温度感を掴みかねています。何か思うままに書きすぎた気もするので、次回はもう少しスリムにまとめられればと思います。
ここまで拙文に付き合っていただきありがとうございました。良ければ次回もこの、頭トロトロ特撮トークにお付き合いください。

一応、週一更新を目指してます。目指してるだけです。

ではまた。

●大喜利


 「ゲネガーグが食あたり!何を飲み込んだ?」
 回答先は……そうですね。ツイッターの@ultrabeansまで。「大喜利の件」と明記した上でリプライしてください。次回この場でまとめさせて頂きます。

面白い回答、珍回答お待ちしています。受付は2020年7月21日まで。

使わせていただいた素材

・写真ACよりTicTacさん「トロフィーを掲げるスーツを着た女性」

<a href="https://www.photo-ac.com/profile/1002904">TicTac</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

・写真ACより伍差路さん「大笑いする男性」

<a href="https://www.photo-ac.com/profile/2681173">五差路</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

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