【NFT】まだロイヤリティ設定してないの?
こんにちは。NFTクリエイトしてますか。
7歳のNFTアーティスト、チビ画伯の母です。
今日はお金に関するおはなしです。
数日前にNFTクリエイター界にざわめきがありました。
複数の売れっ子アーティストがロイヤリティを設定していなかった!
わたしもめっちゃねらっている(でもなかなか買えない)売れっ子アーティストの方々が
ロイヤリティを設定してなかった!
とツイートされていたんです。
売れっ子なので出品したNFTが即完売したり、高値がついたりということもざらにあり、二次流通も出てきたクリエイターさんたちです。
ロイヤリティとはなんぞや?
OpenSeaにおけるロイヤリティというのは、NFTが販売されたときにクリエイターに入ってくるお金。使用料みたいなものでしょうか。
OpenSeaの場合、デフォルト設定では0になっており、0~10%までの間でクリエイターが好きな割合を設定できます。
通常の商品や作品は、一度売れてしまったら元の販売者にお金は入ってこないですよね。
でもOpenSeaではロイヤリティを設定すると、一度クリエイターさんの手をはなれた作品であっても、二次流通(転売)されるたびにクリエイターさんに数%が還元されるんです。
クリエイターさんにはありがたいしくみですね。
なお、ロイヤリティはクリエイターさんから一次購入者への販売時にもかかります。
例をあげてみます。
売れた作品の設定
販売価格:1ETH
ロイヤリティ:5%
購入者が払う金額
販売価格(1ETH)+ロイヤリティ5%(0.05ETH)=1.05ETH
クリエイターが受け取る金額
販売価格1ETHーOpenSea手数料2.5%(0.025ETH)+ロイヤリティ5%(0.05ETH)=0.925ETH
こんな感じです。ちなみに売上は即時?OpenSea上のウォレットへ、ロイヤリティは2~4週間後に入ります。
(おそらく)イーサリアムの作品が売れた場合は下の黒いアイコンのところへ、Polygonの作品が売れた場合は青いアイコンのところへ入ります。
ロイヤリティの設定方法
話がそれましたが、ロイヤリティを設定しないと、二次流通後はいくら転売されてもクリエイターに還元がありません。
ロイヤリティがちゃんと設定できているか、みてみましょう。
1.コレクションのEditを開く
プロフィール→My Collectionsでロイヤリティを設定したコレクションの右上から、Editをクリックします。
2.ロイヤリティを設定する
下のほうにRoyaltiesの設定ができる箇所があるので、そこで0~10(%)までの数字を入れればOKです。
※デフォルトは0なので注意!
その下のYour payout wallet addressには、ロイヤリティを受け取るウォレットアドレスの入力を忘れずに!
※ロイヤリティはコレクションをCreateしたときにも設定できます。
発生したロイヤリティの履歴確認方法
過去に発生したロイヤリティの履歴を見るには、プロフィール→My Collectionsでロイヤリティを設定したコレクションの右上から、Royaltiesをクリックします。
するとこんな感じでロイヤリティの履歴が出ます。
ちなみにこの「Payout」の●hours agoをクリックすると、Etherscan/Polygonscanに飛んで、詳細がわかります。(PendingはまだOpenSeaからクリエイターに入っていない金額という意味かな?)
Etherscan/Polygonscanの読み解き方はわたしもこれから勉強します!質問しないでくださいw
おまけ:ロイヤリティを0にしたほうがいい場合もある
ロイヤリティを設定しないと転売されてもクリエイターにお金が入ってきません。
なのでクリエイター目線では設定したほうが良いものなのですが、あえて0にしてもいい場面があります。
それは、オーダー受付専用コレクション。
ほぼ転売されないであろう特注品であれば、売切り型のNFTとしてロイヤリティをゼロにするというのも手です。その分価格設定がシンプルになりますよね。
というわけで、今回はロイヤリティの設定についてのおはなしでした。
では!
サポートいただいたお金はチビ画伯のお絵かき用品に充てさせていただきます!ありがとうございます。