「最後の教室」(〜10/31)を「再見」しにいく

■source:「今年の越後妻有」<周遊チケット購入済
■reason:ボルタンスキー逝去の年に公開の作品を見に行きたい

本来であれば、今年開催年だったトリエンナーレ「大地の芸術祭2021」、しかし、夏、初秋開催のこのトリエンナーレは「延期」となった。残念。ただ、「今年の越後妻有」というイベントとして、キナーレ改めMonETオープンも含め、この夏、そして秋、規模は大地の芸術祭に及ばぬながらも開催されている。そして、それを聞きつけた近隣市を実家に持つ男、かみさんとともに参加してきました。久しぶりに、混雑していない越後まつだい里山食堂にて越後妻有の口福の数々も堪能してきた。その際に購入したチケットでまだ訪問していない場所がある。それが「最後の教室」。前回の訪問時は十日町と松代で手一杯となったため見送った展示だが、鑑賞期限はこの10月月末までOK(ただし、土日のみ展示をおこなっている)。既に複数回、大地の芸術祭や関連イベントの際に何度も訪問している「最後の教室」なのだが、今年、どうしても行きたいのは作者の一人でもあるボルタンスキーが逝去したからだ。死と向き合い続けたユダヤ系フランス人クリスチャン・ボルタンスキー。いくつかの企画展も鑑賞させていただいているが、なかでも「最後の教室」はよくぞ自分の地元の新潟県で作っていただけましたという廃校をまるまる利用した作品にして、彼の最高傑作と考えている。今後の展示はどのように行われていくのかは不明だが、彼の死を悼みつつ、この作品に今年触れる意義に鼻息を荒くしている。幸い、来週月曜日夫婦揃っておやすみをとれそうなので今週の日曜日に鑑賞、その上で雲蝶彫刻を拝んだ上で実家で休み、翌日月曜日に帰宅、という日程を組んでいる。

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