ピーター・ドイグ展@東京国立近代美術館(〜10/11)

■source:Eテレ「日曜美術館アートシーン」
■reason:大戦後生まれの21世紀油絵絵画を鑑賞しておきたい

ネットのニュース記事でその存在は知っていたピーター・ドイグ展。不勉強でこの画家を知らなかったが映画「13日の金曜日」にインスパイアされた作品を製作している、という話に「ふーん」くらいの感想でいた。「自粛」期間を経て、展覧会開幕は「日曜美術館アートシーン」で知る。ここ半年の間に図書館から回ってきた「13歳からのアートシーン」を読んでいた自分は、番組で展覧会館内映像や一部作品を見ながら思ったことは「ふーん」から変わっていた。「現代の作家(=ドイグの生まれは第二次世界大戦後)があえて油絵絵画で活躍しているのはどういうことか」と。20世紀後半のアートシーンは表現方法とのとっくみあい期に突入していて、「現代アート」と聞いて油絵絵画を想定する人は少ないくらいにその表現方法は多岐に渡っている。その反対に、これまで圧倒的な作品群の存在する「油絵絵画」に現在、どういった解を求めて表現するのか。それはなかなかの「挑戦」、そうした考え方を「13歳からのアートシーン」は提示してくれた。当初、映画からのインスパイアってどうなの?と思ったことも、あえて油絵のでかいキャンパスに表現するハートと腕がどんなものなのかを考えると興味が湧いてくる。この展覧会、今後も完全予約制で一時間一本勝負という忙しない鑑賞になりそうだけど(退場までの時間を規制しているかどうかよくわかってないので間違えてたらすいません)、時間見つけて行く。一緒に「日曜美術館アートシーン」を見ていたかみさんも反応していたんだけど、先週も、今週も土曜日は仕事があると言っていたので、代表して私だけになるかな。10月も引き続き会社都合休暇を求められる情勢なので、ワンチャン10月鑑賞もあり。


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