見出し画像

CSファミリー劇場・HDリマスター版「ウルトラマン」人気投票作品放映10話全部見る

■source:スカパー!と暮らす2022年5月号
■reason:実は見逃し回多数の初代「ウルトラマン」<録画済

「シン・ウルトラマン」公開。公開週の週末に鑑賞しようかと上映館や上映時間を見ていたが、先に公開のMCU「ドクター・ストレンジ マルチバースオブマッドネス」鑑賞を優先とした。続々と飛び込んでくる「シン・ウルトラマン」の評価。といっても、ネットニュースのタイトルと流れてくるツイートくらいを見るだけで、きっちりとしたレビューまでは踏み込まずにいる。ただ、自分のタイムラインに流れてくる評価はどうも自分の好むウルトラマンではないだろうという肌感覚。もうビデオスルーというかネット配信スルーでいいか、と思い始めている現在だ。そもそも、予告編で見た怪獣(これも当て字でカッコつけてるのも鼻持ちならない)デザインは、成田亨画伯への挑戦でないばかりか、CG時代なんだからきぐるみに出来ないことをやりまっせ、てなソリッド感と動きに引き気味だったのでさらに背を押された(足を引っ掛けられた)ようにも思う。見てもいないものを悪い方向で論じても自分の得にも徳にもつながらないので前フリはこんなところでそのリメイク前の「ウルトラマン」だ。ファミリー劇場の今回の特別放映でCSチャンネルを変更して臨んだ。もう録画は完了させて2話鑑賞し終えているので残り8話を見るばかりだ。実は「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」は穴があくくらいに鑑賞しているのだが、こと初代「ウルトラマン」は全話を鑑賞した記憶がない。CSの再放送やまだ配信しているか何かで鑑賞したものはあるが第2シーズン以降を中心に、映画再編集されていない実相寺以外の話などについては未見のものも多い状況だ。今回、このCSファミリー劇場でのランキング放映は全話放映ではないが、人気作品は後半シーズンに集中している可能性も高く、この機会に鑑賞しておこうと思う。「大人の鑑賞にも十二分にたえるドラマ」との評価が確固たるものになっていったのは70年代後半から80年中盤だったかと思うが、その頃に十代を過ごし、「ウルトラマン80」はオンタイムながら見ようともしなかったが、再放送の機会のたびに前述の通り「Q」「セブン」「帰りマン」の鑑賞に勤しんだ。そんな自分としては「故郷は地球」などの考えさせ系ドラマを中心に意識して長かったが、40代を迎えて鑑賞した(中途まで)ウルトラマンでは第13話「オイルSOS」が好きな一話となった。イデ隊員の成長と派手な怪獣アクションの一本で、その後「帰ってきたウルトラマン」の帰還を読みすすめるなかではたと気づいたが円谷一監督金城哲夫脚本作品だったんだよね、これ。NHKドラマ「ふたりのウルトラマン」を今年見て、円谷一と金城哲夫の二人を自分の中で思い起こすとさらに「オイルSOS」が自分の中で大きい存在ともなる。うっかりベストテン作品のラインナップを見てしまったので、この「オイルSOS」の再見は今回かなわないのは残念だけど、今回も発見があるよう、タイトル画面もネット情報などに頼らずに自分の目で見てつかんでいこうとひとつの誓いを立ててみた。

▼週刊メルマガ「キャノンボール人生」では自分の与えたチェックポイントを毎週ポイント換算して人生をやりくりしています。noteには「これからやること」を随時打ち込んでいきます。ぜひ登録ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?