「コレクター福富太郎の眼 昭和のキャバレー王が愛した絵画」@東京ステーションギャラリー(~6/27)

■source:Googleニュース
■reason:「あやしい絵」展前期展示で見逃した作品がいくつも

このnoteで発信している「これやろう」ネタは毎週月曜日発行のメルマガ「キャノンボール人生」で配信している。まさかメール配信前の段階でチェックポイントとしていた美術館が延長休館発表することになるとは。各美術館によって対応方法が違うことは想定内だが、残念でした。とはいえ美術館の判断は尊重するほかなし。そもそも忸怩たる思いは美術館の皆様も同じ、いやそれ以上だろう。プランBに切り替えていく。今週再開した美術館に行き、マーク・マンダース作品がまだ脳内を漂っているが、いつまで鑑賞できるのかは感染拡大状況で変化するのは学習済み。再開館した東京ステーションギャラリーの企画展、早めに突入だ。緊急事態宣言前に鑑賞した東京近代美術館「あやしい絵」展は展示換えがあり、前期展示作品で鑑賞できない名品がいくつかあった。鏑木清方「妖魚」であり、北野恒富「道行」である。なるほど、既にこの東京ステーションギャラリーの企画「コレクター福富太郎の眼~昭和のキャバレー王が愛した絵画」出品が予定されていたのね、と後ほどわかった。昭和のキャバレー王、絵画は投機目的でなく「気に入ったもの」、それは画家の有名無名で絵画を購入していたわけではなかったようで、前出の北野恒富は購入時には無名だったと聞くし、自分も不勉強で申し訳ないが作品も作家名も初めて聞くと思う。だが、「あやしい絵」展での写真を見たときに絵に表出する物語性が気になった作品だ。購入品すべてが現在高評価のものというわけでもないだろうが、いくつかの作品選定には自分もドキリとさせる刺してくる絵画が存在する。どんなものなのか確認に出かけてきます。

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