「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」最終話のサムのコメントを筆写

■source:ディズニープラス「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」
■reason:感銘を受けた台詞

今月31日を持ってディズニープラス解約。またオリジナルドラマがたまるところで再契約となるだろう。「もう一度見ておく」と、次男が日曜日に「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」最終話を鑑賞。自分もサムのコメントシーンについてはじっくり見させて目頭を再度熱くさせた。マーベル作品の映画群、いくつかの秀作は認めるもの(「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」は2つとも大好きだけど)の年間ベストに上げる作品があるわけではなく、ヒーロー総ざらえとなっている「アベンジャーズ」シリーズにおけるキャラクターたちの描き方には無反応の自分。指パッチン後の世界が「アベンジャーズ/エンドゲーム」にて元通りになってめでたしめでたし大団円、がこの「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」ではそんなことなかったばかりか、端的な「災厄」以上に人類を不安渦巻くなかにあることを痛感させるものとなっている。そしてそこにたどり着いた道をも振りかえらざるを得ないことも。それはいま現実の我々が抱える問題、「分断」と重なる。完結した最終話を見たときはファルコン=サム・ウィルソンがアフリカ系アメリカ人であることからくる苦悩を見て取っていたが、5月終盤の現在は空爆されるガザ地区にもまた重なることに気づく。サムのコメント(演説、と表現する人もいるが、自分はこれは演説ではなくあくまで対話のなかで出てきたことに意味がある、と思い「コメント」と表現させていただいている)を書写しておこう、と思った。幸いにも、こうした文章の本文はインターネットでアップされたりしている。「好きな詩歌や文章は書き写しなさい」とはなんの本で読んだのか。「インターステラー」のディラン・トマスの詩を書き写したあたりに読んでいた本、もしくは手帳ムックあたりだったかと思う。最近は書写するものもなかったが久々に、書き写して、自分の中においてみようと思う言葉なのだ。

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