ヨハン・ヨハンソン監督作品「最後にして最初の人類」

■source:ヒューマントラストシネマ渋谷でフライヤー入手
■reason:「メッセージ」音楽担当、フライヤーの旧共産遺産に見覚え

金曜日、メットライフドームでの野球観戦を終えて帰宅すると家族三人がテレビの前。Netflixで映画「メッセージ」を見ていた。長男が音頭をとっての鑑賞とあとで聞いたが、公開時に長男がせがんで見に行ったり、とかくこの映画はお気に入りのようで(Blu-rayとかメディアの購入にはいたってないけれど)、今回は約1年ぶりのNetflix契約で鑑賞したようだ。その「メッセージ」の音楽監督、と記載された、図書館で借りた「旧共産遺産」で見かけた巨大記念碑の写真が配置された映画「最後にして最初の人類」フライヤーを公開予定の劇場ヒューマントラストシネマ渋谷で発見する。「メッセージ」のサントラは配信で何度も聞いたが、フライヤー情報によれば既に作曲したヨハン・ヨハンソンは逝去していて、その遺作として放ったのがこの映画作品のようだ。前述の書籍「旧共産遺産」に登場する旧ユーゴスラビアのスポメニックの数々が登場すると言われると鼻息が荒くなる。さらには原作はステープルドンと来た。ステープルドンは岩崎書店こどもSF図書館「超人の島」(「オッド・ジョン」のジュブナイル版)の作者。小学生の時分、このシリーズに挑んでいた。「超人の島」、超能力には光と影が存在し、人間社会の未成熟さなどを幼心に刷り込んでくれた作家のひとりだ。当時はSF作品の歴史的経緯なども知らず〜SFこども図書館も作成された時代順に発行されていたわけではないし、登場する時代は近未来もさらに未来も現代といってても特定できない時代も登場していた〜にいたが、古典の古典に位置づけられる作家の作品はこの21世紀にどんなかたちで表現されているのだろうか。「メッセージ」好きの長男も一応誘ってみようか。7月23日公開予定。

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