「鵞鳥湖の夜」を観に行きたい

■source:新宿武蔵野館での予告編鑑賞
■reason:さすがの新宿武蔵野館公開作、ってなチャイナノワール感

映画ランドを眺めていたら新宿武蔵野館でチャウ・シンチーの新作「新喜劇王」がかかっている。すわ、いかねば、と平日休日を利用して新宿で鑑賞&堪能。2010年代以降の星爺は拍車をかけたかのように主人公を試練&試練で痛めつける映画を撮り続けているが、もちろんラストはガツンと勝利の物語だ。この映画の鑑賞前の劇場予告で見たのが「鵞鳥湖の夜」。このフィルムノワール@チャイナの映像を武蔵野館で見ていると20年以上前の独身時代にタイムスリップしたような感覚に陥る。そうだ、その頃まだ籍の入っていないかみさんを誘って古惑仔シリーズを鑑賞したりなんだり。武蔵野館ではなかったが、チャウ・シンチーのコメディも大量に鑑賞していた時期(いくつかはかみさんもいっしょだった)。その後香港・台湾も実際に訪れることになるが、香港返還目前のあの頃の風。ぶわっと思い返させてくれたこの予告編。かみさんを誘って出かけたいとも思ったけど、今ではこのダークな味わいを彼女が認めるかどうか。そして、鑑賞はかつての武蔵野館で並んでみたようにはならず、多分「ひと席空けて」のソーシャルディスタンスになるのだ。さて、公開の7月には今の鑑賞席ルールはもとに戻っているのだろうか。

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