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「紛争でしたら八田まで」ウクライナ編を読む

■source:コミックナタリー(Googleニュース経由)
■reason:1巻と2巻前半のみ読了済

昨年秋ごろまでは朝七時ごろよりリビングに降りてきてテレビ朝日にチャンネルを合わせて「グッドモーニング」。依田さんのお天気検定をこなしてからBSに移動して「キャッチ!世界のトップニュース」というのが我が家のルーティンだった。民放のニュースっぽい番組、ワイドショー類について見続けるのが苦痛となったので、やめた。依田さんのせいではもちろんない。そんなこんなでウクライナ侵攻のニュースもテレビからの情報はあまり入手していない。見れば見るだけ嫌な気分に追い込まれるのもあるが、それ以上に素人やタレントの野放図なコメントを聞きたくない。現在、核実験は多く行われてきたが未だ実戦で最後の核が使われたのは長崎。この一線が越えられてしまったらロシアの、でも、アメリカの、でもなく政治家の、リーダーの、でもなく、人類の、私の負けでもあると感じている。同じ地球に生きていてこんな蛮行を許してたまるか。ここから続くいのちに申し訳ない。何かしらのアクションを個人レベルでもおこなっていかなくては。さて、そんな陰鬱とした日々が続くが、Googleニュースには「紛争でしたら八田まで」の文字が踊っている。自分はこの前期間限定無料の2巻の冒頭のアフリカ編をようやく読み終えたまでだったが、その後にあるのが今回無料配信を開始したというウクライナ編で、3巻にもまたがる話となっているのだそう。AmazonKindle版では2巻までが2月28日現在無料で配信されている状況だが、ウクライナ編はすべてこの巻では楽しむことができないのでコミックDAYS配信と併用が必要になる。この「紛争でしたら八田まで」は昨年発売された週刊ダイヤモンドの付録別冊の読書猿の「大人のためのBESTマンガ」に掲載されている作品のひとつ。何しろ、老眼からこっちコミック離れが著しい自分にあって、無料配信作品などを中心にここに掲載されている作品を読みまくった(あくまで無料配信分までなんだけど)。ほぼ、どの作品も面白かった。さすが読書猿氏、というのはここまで何度も書いているとおり。この作品、表紙の描画に比較すると本編の絵はもっとワイルド。21世紀の漫画界は個性的を通り過ぎたうまさの漫画家も多く存在する。自分は話が面白くてもそういった絵はちょっと受け入れられないことがあるが、なんとか許容範囲にとどまっていただいている。ウクライナは国の名前は知っているし、出てくる地名の多くはWWIIで戦場になっていて頭にこびりついている(しかもファーストガンダム世代にはオデッサも登場する)ものの、かつてのソ連領にあってチェルノブイリ原発のある領域だったことを今回の侵攻で初めて知るくらいに「実情」はさほど知らなかった国のひとつだ。前出の「キャッチ!世界のトップニュース」でもここ数年は独裁政権もあって隣のベラルーシのほうが登場機会も多かったのではないだろうか。課題に戻る。「紛争でしたら八田まで」、このコミックに登場する部分ですべてを知ることができるわけでないが今回の配信を切り口に、特にはこのコミックのテーマでもある地政学的な位置などについては情報入手していきたい。あ、今開いてみたらウクライナ編の前にイギリス酒場での話もあるのね。これもやっつけて読み切ります。

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