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お便りの書き方(あたしの場合)

あたしは、にじさんじのジョー・力一さんのラジオにお便りを出している。
それが、人生の楽しみのひとつになっている。

あたしにとって力一さんのラジオにお便りを書くことは、日々の仕事と同じくらいの優先度がある。
他の人のところへお便りを出すことには、ほとんど興味が無い。
中学くらいの時にオールナイトニッポンとかにハガキを出したことが数回あるけど、それ以降は全く無く、今もほぼ、力一さんのラジオにだけ出している。

今調べたら、もうかれこれ3年くらいお便りを書いてきたらしい。
長い。
小学校卒業した子供が中学卒業して働けるようになる年月。

そう思うと、何かわかんないけど節目な気がするので、今日はお便りの書き方をまとめてみようと思う。


まず、普段から思いついたことをメモしておくのはマストだと思う。
お便り出してる人は大体やってるでしょ。
あたしの場合は、ネタとして完成してなくても、なんとなく思ったことを端的に書いておくことが多い。
そうすると、後でヒントになる。
「ここ最近の火野正平はアザラシに似てきてる」とか「YOSHIKIって、軒先に吊るしたら高速で回転しそう」とか「土屋太鳳ってイルカと同じ質感だな」とか書いておくと、後々何かに化けることがある。

ネタのメモは同じ場所に書き残した方がいい。
お便りの募集がかかったら、とりあえずそこを見返して、使えそうなのを送る。
あたしはiPhoneのメモに残している。

メモのまま送ることは稀で、募集がかかってから見返して、しっくりくるように手を加えてから、コピペして送ることが多い。
フォームに貼り付けると見え方が変わるので、そこでもう一度確認してから送信を押す。
送り終えたら、そのメモを「済」というファイルに移動させる。
採用されたら、「済」から「採用」のファイルに移動させる。

力一さんのラジオは、ストックしてたネタを使えるコーナーばかりではなく、毎週お題が変わるコーナーもあるので、お題が発表されてから締切までの数時間でネタを考える必要もある。

この即興で考えるコーナーで複数採用されてる人ってマジですごいよね。
どんな頭してんの?
あたしは毎回ヒーヒー言ってる。
だから、お便りを書き始めた頃は、ストックしておけるコーナーの方が簡単だと思っていた。
でもね、書き続けているとお題のないフリーのネタは出なくなるのよ。
そんな毎週おもしろエピソードは無いからね、結果的に今は常設コーナーより毎週変わるお題に答える方に力を入れている。

だけど、あたしはいつでも直ぐに正解の答えが出せるようなアドリブ力がない。
リアルタイム大喜利ができないタイプだから「さあ、お便りを書こう」とフォームを開いてウーンと考えてもネタは出てこない。

じゃあどうするか。

最近はもう、”何か”に祈ってるよ。

お題を確認したら、まず静かに仰向けに寝て、ファラオみたいなポーズになって目を閉じて祈る。
何に祈ってるかは分からない。
私の中の何かなのか、創造神とかミューズ的な何かなのか分からないけど、とにかく何かに向けて「えー、私はこれから、〇〇というお題で、面白いことを考えるので、ひとつ、よろしくお願いします」みたいな感じで祈る。

で、次にスマホを手に取ってメモを見返す。
今までボツになったお便りを見返すと何かが浮かぶことが多い。
過去の自分の頑張りが、今の自分を助けてくれるパターン。
あの時はハマらなかったけど、少し変えればハマるかもしれない!つって送ると本当にいけたりする。

メモを見てもダメなら、次は「これの答えを考える」という強い意志で家の中を見渡すなり、散歩に出るなりしてヒントを探す。
見慣れたものでも、テーマがあることで別の答えが見えてくる。
「これを探す」と決めて見て回るのと、ただ見てるのでは見えるものが違う。

それでも出ない時は、紙にそのお題に関するワードを書き出していく。
これを最初にやる人も多いと思うけど、あたしの場合はそんなに役立たないから最終手段にしてる。
書き出した中に何かあると言うより、書き出す作業をすることで急に何かが浮かぶことがある。

ここまでやって何も出てこない時はもう、諦めるしかない。
自分で思う「面白い」と人が思う「面白い」は違うから、とりあえず何か送ってみて、あとは諦めて寝てしまった方がいい。
面白いと思って送ってもダメな時はあるし、ダメかと思ったら受ける時もよくある。
採用されなかったとてラジオはまたあるし、自分のお便りが採用されてなくても当たり前に推しもラジオも面白い。

それでいいのだ。

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