論理的思考をつける秘訣

論理的思考力をつけるためには自分の意見を明確にする必要があることは、前回の投稿で述べました。

意見を明確にするために、自身の考えていることに対して地道に根拠を考えて、感想ではなく、意見として明確に発言を行うことで、議論にも発展させることができるのが利点でした。ビジネスの場面では営業成績をさらに良くするために意見を持つことは必要不可欠です。

論理思考の秘訣その2
・意見と事実を分けて考える必要があります。

なぜ意見と事実を分けて考える必要があるのでしょうか?

誰かの意見であれ、文章であれ、その単語、発言、表現は客観的な事実とは限らないからです。主観かもしれないし、ただのその人の感想かもしれませんし、うそをついているかもしれません。では事実を見極めるためにはどのようにしたらよいのでしょうか?

・数字で具体的に事実を示しているデータは説得力が増します。もちろん数字でデータを示すための工夫は必要なのです。数字がなく事実かどうかは信頼関係による担保でしかない関係はリスクでしかありません。
・自分の目で確認したことも事実として認識してよいと思います。認識したその事実を客観的に事実であると表現するために数字で表すことができれば説得力が向上します。

事実を確認するということは、
・科学的な根拠があるのか
・データをもとに事実を表現できているのか
・意見や感想だけの文章や表現になっていないか。
・主観的な意見、推定しただけになっていないか。

どんなことに気を付ければ、意見と事実を分けることができるのでしょうか?

・目の前1つ1つについて日頃から意見と事実を切り分ける訓練をしてみる。例えば、誰かの記事や本を使った訓練がおすすめです。
・気を付けることは根拠がったとしても、その根拠が適切かどうか注意する必要がある。例えば根拠が古い情報のケースや数字が誘導的な図式化等。
・事実としての裏付けが適切なのか、ネットにあふれている記事などの根拠を探したり、論文で探してみたりするのもいいでしょうね。

さて、私のnoteは事実でしょうか。

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