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脳トレのために、戦略型推理ゲーム「Numer0n(ヌメロン)」をはじめてみた

こんにちは、たっぴーです。

今回は、Numer0n(ヌメロン)というゲームを紹介したいと、思いまーす!(youtuber風)

なぜこのゲームなのかと言われると、個人的に最近脳トレにハマっているんですが、ツイートしたところ知り合いに勧められたからです。

調べてみたところテレビで放送されていたのをなんとなく覚えていました。

もともと数字遊びが好きだったのでハマること間違いなしだろ~と思ってはじめてみたところ、案の定ドハマリ。

めっちゃ面白いです。脳トレにもかなり効果があると感じられました。

ゲーム画面はこんな感じです。入力した数字の履歴が残ります。

スマホ(Android,iOS)で遊べます。

ルール

1:2人1組で行うゲーム。
2:お互いに3桁の数字を決める(同じ数字を2回は使えない)
3:順番に3桁の数字を言い合う(コールする)。その際、コールされた数字に対してヒントを相手に伝える。そのヒントをもとに相手の数字を推理することとなる。
4:先に3桁の数字を当てたほうが勝ちとなる。

ヒントとは?
数字の桁と数字が合っている場合は「Hit」と言い、数字はあっているが桁が違う場合は「Blow」と言います。自分の設定した数字が「345」で、相手がコールした数字が「123」の場合、3という数字は入っているが桁が違うので「0Hit-1Blow」と相手に伝える。(Hit,BlowはEat,Biteと言ったりもするみたいです)

ちなみに、4桁バージョン、5桁バージョンもあります。

このゲームの面白いところ

数字をコールして帰ってくる情報を元に、どれがHitでどれがBlowなのかを推測するのが楽しい!

ex.123とコールして1Hit-1Blowと帰ってきた場合

どれかはHitしているけどBlowもある、一度123の数字を入れ替えてみるか、それとも124にして3が正しいかどうかを確認してみるか、はたまた456で他の数字を確認してみるかetc...

124 1Hit-0Blow

HitはそのままでBlowが減った!4はハズレで、3は1番目か2番目確定、1か2のうちどちらかがHitで、0,5,6,7,8,9のうち1つに当たりがある…

こんな感じでゲームを進めます。

友達とやると、伝え方で心理戦も始まってなかなか楽しそうです。

対戦だと、相手の数字を先に当てたほうが勝ちになります。

気になった方は、試しにやってみてください~!

インストール先

Androidはこちら(4桁も5桁もできる)

iOSの3桁バージョンはこちら

iOSの4桁バージョンはこちら

iOSのも調べてみましたが1つしかできないみたいなのと5桁版が見つからなかったです。とはいえ、基本4桁までで楽しめると思います。

Android版ではツメロン(既にコールされた内容を元に1手のみで数字を当てる)、Bluetoothのみですが対戦もできるみたいでした。他にも探せばオンライン対戦ができるのも見つかるかもしれません。

ゲームの紹介はこのへんにして、実はここからが本題。

冒頭で記載した脳トレとの関連や、やってみた感想などを書いていきます。

脳トレをはじめた理由

今月頭、飲みの場でたまたま出会った、自分が尊敬している方とお話をする機会がありました。
そこでお話を聞いた時に、思考力の違いを感じさせられました。

その人とはゲームで知り合い、以前からゲームで遊ぶ中で何度もお世話になっていたのですが、その時に話が噛み合っていなかったのを思い出しました。
考えていることが違いすぎて、会話が成立しなかったんです。

当時はなぜ噛み合わないのかがわからなかったのと、具体的に話してもらえないとわからないと思っていてましたが、本を読んで勉強して、視点の違いについて学んだ今になって、自分の稚拙さを感じます。

「こんな人になりたい、でも今のままでは到底なれない」

話を聞いていて強く感じさせられたので、思考力を磨こうと思い立ちました。

そして、この人のようにゲームをうまくなりたい、という思いから脳トレをはじめました。

試合をたくさんこなすと、そのゲームの能力(キャラクターを動かしたりデッキを使う能力)自体は付くものの、応用力が身につきにくく、環境が変わった場合、そのゲームをやり続けていないと適応しきれないと感じるようになりました。
年を取るごとに、経験則に基づいて行動するようになり考えることをやめがちで、新たな発見も生まれにくくなってしまいがちで、脳トレをする必要があると感じました。

また、実際にゲームをプレイしていると選択肢が多く、どこが重要な点だったかを見逃しがちになります。
後から選択肢を振り返って気づけるぶんにはまだいいですが、気づけないこともありますし、気づけても様々な要素が絡み合って複雑になり、追いきれないことも多いです。

実際にゲームをプレイすることは応用問題で、ヌメロンをプレイすることは基礎問題だと思っています。

ヌメロンで基礎を鍛えて、ゲームで応用する。

急がば回れといいますが、自分が遊んでいる「ヴァイスシュヴァルツ」というゲームはとても複雑で、確率が絡むことが多く、様々な要素で数値が関わるため、ミス無くプレイすることがとても難しいです。

3年ほどプレイして、このゲームで遊ぶには地頭が足りていないんじゃないか…?というところに行き着いたので、脳の処理能力を上げて視野を広くするところから始めてみようと思いました。

ヌメロンの良いところ

「仮説を立てて証明する」という場を何度も提供してくれます。

1ゲームの時間が短くて遊びやすいです。

時に運要素もあり、ゲームらしくて実践的です。

数字なのでわかりやすく、困ったら人に聞いてもいいし、どの界隈の人とも一緒に考察しやすいです。

対戦モードをしている時で、相手のほうが進めていてもうそろそろ答えにたどり着きそうな時には、こちらもリスクを取って決め打ちをするなど、対戦ゲームでもよくあるリスク・リターンの駆け引きも味わえます。

時間制限を設けて取り組むとより実践的です。

全てのパターンを検討して答えを出すのであれば難しくはないですが、限られた時間の中で情報に優先順位付けをして処理をする過程が、座学で確率を学ぶのとは違い緊張感があって実践的です。

目的のための手段の一番端っこの部分ですが、抽象的に物事を捉える思考力は、ゲームに限らず日常生活に確実に活きると確信しているし、なによりヌメロン自体で遊ぶのが楽しいのでやり得です。

脳トレが対戦ゲームにもたらす効果

頭の回転が速くなると時間に余裕が生まれ、より多くの選択肢について検討できるようになる、制限時間切れを避けられる

柔軟に考えられるようになって視野が広くなれば、他人の考え方を吸収しやすくなり、練習効率がよくなる

成長することでレベルが高いプレイヤーと意見交換して、発信、吸収できるようになると、間違いや漏れを修正しやすくなる

単体の知識だけでも目の前の試合をなんとかすることはできますが、知恵を磨くと上記の理由により練習効率が良くなり、様々なことが相乗効果を生むので、特に重要だと感じました。

学んだ内容を抽象的な部分に落とし込む能力が付くと、日常生活でのコミュニケーションから勉強まで、様々な部分に応用が効くようになります。

ゲームをしながら自己啓発!

たとえ話だと、「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」という話が有名です。

人に魚を与えると1日で食べてしまう。しかし人に釣りを教えれば生涯食べていく事が出来る

80点を目指すだけなら知識を付けるだけでなんとかなりますが、その先にいけないのは根本的な地頭の問題だと感じました。

ミスが少ない人はうまい。一見うまく見える人も、ミスをしているようではうまいとは言えず、表面上の知識だけだと必ずボロが出て平均値は低くなります。暗記だけしてテストに臨む人みたいですね。

余談ですが、ミスの話だと、その人単体のスキルだけを見るとそこまで秀でた才能はないように思えても、環境がミスをしづらい人を育んでいると考えると、その人には「ミスを減らすためにより良い人と切磋琢磨する環境作りをするのがうまい」のだとようやく気づけました。

コミュニケーション能力を磨くのも大事。何事も密接に結びついているんですね。

感想

・楽しい!!

勉強はつらいことだという認識ですが、目的意識がないと楽しめません。

ただ、ゲームをしながら、ゲームにもコミュニケーションにも勉強にも応用できるスキルが身につくので、遊んでいてとても楽しいし気分がいいです。

また、一つ上のレベルの課題に取り組む時に人はより成長し、楽しさを覚えるもので、ヌメロンは自分にとってちょうどいい課題でした。

・SNSは情報を得るツールとして有用

脳トレツイートをしたらおすすめされたので、取り組んでいることは積極的に発言していくと良いと思いました。

・他人から勧められたことは実践するべき

その人が善意で勧めてくれているのを理解し、行動することが大事だと思いました。

今回は自分の言語化も兼ねて記事という形にしたのでより伝えやすくなりました。記事にするほどじゃないことは口頭で理由を伝えれる程度でOK

自分の受け取り方や考え方が間違っている場合もあるので、記事を読んでもらうことが思考を修正するいい機会になりますね。

ヌメロンを勧めてくれたおるかにはいつもお世話になっていて、感謝してもしきれませんね。いつもありがとう。

実際にやってみた

①012 0-1

012,345,678ととりあえずコールしてみて、3つの数字がどこにあるかを大まかに把握する

②345 1-0

ここでhitまたはblowが合わせて2つだったので、678も検証

③678 0-1

0~8で合計3つ出て、これで9に該当する数字がないことが確定

④306 1-0

3が正解で4506がハズレのケース もしくは 3がハズレで4か5、0か6が一つずつあたりのケース

⑤327 1-0

3が正解ルートを追ってみると1-0と出た

3が正解のケースが もしくは 2か7が正解のケース

⑥602 0-0

次に、④の2つ目(3がハズレで4か5、0か6が一つずつあたりのケース)の0が正しいルートで考察を始めてみる

違う施行パターンから数字を集めると選択肢が膨大になりわかりにくくなるので、6がBlowの可能性を確かめるために、③(678 0-1)と④(306 1-0)で共通している6も使って検証することに

割とこれであれば結果次第で幅広く見れる上に選択肢を狭められると判断したところ0-0

これにより0も2も外れで、①(012 0-1)より1番目か3番目に1が来ることが確定

ここで、④の2つ目(3がハズレで4か5、0か6が一つずつあたりのケース)の場合は⑤の2つ目(2か7が正解のケース)が当てはまらなくなるので、3が正解ルートだと気づく(⑤の段階までの情報で気づけていた)

1番目に3が来ることが確定しているので3?1

残りは③の678 0-1から、6はハズレ、7は二番目に来ないことから8。

⑦381 3-0

感想戦

⑤327 1-0
3が正解ルートを追ってみると1-0と出た
3が正解のケースが もしくは 2か7が正解のケース

について、2か7が正しいケースを追うとより多い選択肢になってしまうので、3が正解ルートで考えて1-0,1-0と来ていたので、⑤(327 1-0)以降は3が1番目でhitしているのを決め打ちで考えたほうが思考パターンが少なくてよかった

実際には0-0と出て、3が1番目なのが確定してよかったものの、hitした場合は6が1番目の可能性もあって処理しきれなくなっていた可能性があるので、この試合はたまたまうまく行った

⑥(602 0-0)の施行について、仮に6を1番目に入れてBlowしつつhitなし(0-1以上)なら④(306 1-0)で調べた通り0は当たりじゃなくて6が3番目だと決定するのと、①(012 0-1)によって2が2番目に来るのが確定
?26となり残りは②(345 1-0)から3が1番目となるが、「Blowしつつhitなし(0-1以上)」の場合、「3がハズレで4か5、0か6が一つずつあたりのケース」から来ている考えなので、3がハズレで想定したパターンと矛盾する

そのためこのパターンでは起こり得ない

このように、起こり得ない場合のことを踏まえると少しだけ選択肢が狭まる(ここでいうとBlowしつつhitなし(0-1以上)の選択肢を踏まえずに考えて良くなる)

このように、実際にプレイしつつ考察し、後から振り返って色々と視点の漏れに気づけると、だんだんと考察の精度が上がります。

改めて、復習の大切さに気付かされました。

以上で終わりです。ぜひヌメロンで遊んでみてください!

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