【ポケモン】元世界大会経験者が、1年ぶりに2週間全力でポケモンしてみた

こんにちは、たっぴーです。

1年ぶりにポケモンを復帰しました。割とガッツリ取り組んだので、今までの思考の整理と、今後のメモのためにも記しておきます。

復帰した理由

1.ダイマックスなし伝説ありルール
2.知り合いがやっていた
3.主体的に取り組みたい

1.ダイマックスなし伝説ありルール

世界大会に出た2016年のルールが伝説ありのルールだったことから馴染みがあったからです。伝説を軸にして構築を組み立てるのが面白いと感じています。

また、世界大会の際に後一歩でday2抜けラインまで行けたものの、緊張で頭が回らないこともあれば、その場でのアドリブなどでどうにか勝っていたり、自分で構築を組めていなかったことを含め、リベンジしたいという思いもありました。


2.知り合いがやっていた

ポケモンは情報が大切な非常に難しいゲームです。そのため一緒に話せる知り合いがいることが大きいです。
自分の固定観念を第三者から指摘してもらうこともできますし、何より一緒に研究するのは楽しいです。

昔と違って今はたくさん情報が転がっているのと、昔よりも情報を取捨選択して適応する地力はあるのでなんとかなるとは思っていました。
ただ、やはりそれでも難しいゲームだと改めて感じました。

カードゲームであれば書いてある効果が同じでいじりようがないですが、ポケモンはワザや配分で自由自在に変えられます。
こうした細かい部分を経験の少ない自分一人だけでのアイディアだけでは結果には出せません。

3.主体的に取り組みたい

ポケモン、面白いんですよ。

構築の選択肢、読み合いの熱さ、プレイング、運要素、ライバルとの差の付け方。

しばらくはスプラトゥーンやApexなどをやっていましたが、大会があるたびにやりたい…!と言ってはやらないでいました。

理由としては、
・他の趣味の優先順位が高い
・個体を準備するのに時間がかかる
・ちょっとやっただけじゃよくわからない
・なんとなく勝てて満足したいわけではない

などなどありました。
5月はバトグラ、6月はスプラトゥーン、7月はユナイト、8月はApexと、様々なゲームをやってきました。
ただ、時間は有限なのでどれも真面目にやるのは難しく、これらのゲームを色々やりながらも悩んでいました。

「一つに絞ればもっと深く研究できて面白いのかな」「ゆるくいろいろやったほうが楽しいのかな」という葛藤に苛まれていました。

どちらかというと7月~現在までは後者の意識が強いのかもしれません。上記で始めた理由を語りはしましたが、結局は「知らないことを始めると色々発見があって面白い!」というゆるさだったようにも思えます。

ただ、どちらを選ぶにしてもモヤモヤとして残っていたものがあって、


「主体的に取り組みたい」

という気持ちを強く持っていました。

昨今、ゲームはたくさんありますし、プレイングやデッキリストはたくさん公開されています。

ゆるくやっても楽しいし、その通りにやれば勝てるし、といったところで、なんとなくは欲求を満たせる感覚はありました。

ただ、それにはもう飽きました。

ぼくが本当に求めていたのは「主体的に取り組む」ことだったのです。

もっと言えば、「自分の論理を活かせる場で力試ししたい」です。


これまでは、スプラトゥーンやApexなど、アクション寄りのゲームをやっていました。これらのゲームはより高速な思考と行動が求められます。

もちろん、これらのゲームでも事前に想定しておくことで最適なプレイができるようになるという点では変わらないのかもしれませんが、どちらかというともっと腰を据えてできるゲームをやりたい、と感じました。

スプラトゥーンを真面目にやっていたのは、とにかく面白すぎるんです。詳しくはまた別の記事で書きますが、スピード感のある試合の中で判断を求められるので、嫌でも自分のスキルを必要とされます。
優先順位を立てたり、集中したり、言語化したりと、どれも重要な上にスピーディな判断を求められ、思考の速度もスキルの1つだと実感しました。

これはカードゲームでも実感しています。無数の択をじっくり確率計算して最適解を導き出せば勝てるかもしれませんが、制限時間はあります。これは将棋でも同じだと聞きます。とはいえ、対人ゲーなのでお互い条件は一緒です。

自分の性格的にはもう少しゆっくりしたゲームのほうがより発揮できるのではないかと感じます。
自分は心配性であったり、リスクを警戒して、どうしても迷ってしまうことが多々あります。
そういった反射的思考がアクションゲームで最適なプレイを実現できていないと感じていてやや悔しさを感じています。

一時はスプラトゥーンにハマって引退したポケモンでしたが、スプラトゥーンでの5000時間で最適な思考と集中力、メンタル管理能力を、磨き上げてきました。

それをポケモンに戻って試してみたい、そう感じたのでやってみることにしました。


9/16 ポケモンに触れる


知り合いが集まる窓でShadowverseで遊んでいたところ、他の知り合いがポケモンをやっていて、画面共有をしていたので見てみました。

「面白そう、久々にやってみたい」と思って、とりあえずレンタルパーティを探してやってみることにしました。

なつめぐさんのパーティ サイクルオーガトリル

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トリルオーガはWCS2016の予選で使っていたこと、当時は居なかったゴリラガエンのサイクルをしてみたかったこと、サイクルなら地力で勝てると思い試してみました。

様々な新ポケモンに初見殺しにあったり、見せ合いでどのポケモンかわからず動揺はしましたが、なんとなくサイクルで対面有利を作りつつ、オーガを通すプランを意識して勝つことで勝てたので、非常に使いやすいパーティでした。

とても良いきっかけになりました。なつめぐさん、レンタルを公開していただきありがとうございました。



9/17 現代のポケモンに慣れる

とりあえずマスターまでは上げたものの「形に則る」「地力で勝つ」といった勝ち方で、主体性とは程遠い段階でした。

目標としては「自分なりに構築を組んで勝つ」としました。

そのためのステップとして、以下のようなフローを意識しました。

「現代のポケモンに慣れる」→「環境を理解する」→「自分なりに構築を組んで勝つ」

まずは慣れるところからスタート。


・数値を理解する(特に素早さ)
・様々なパーティを使って試してみる
・記事を読んで構築の組み方を掴む

・数値を理解する(特に素早さ)

バルドルのなみのり日記にお世話になりました。昔からずっと変わらず作成していただけるのを見て安心しました。いつもありがとうございます。

・様々なパーティを使って試してみる
・記事を読んで構築の組み方を掴む

マスター昇格までにあたって特に強そうだった構築を触ってみることにしました。

みかずきのまい 【S21ダブル】最終18位/2003【カイオーガ】

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ご存知竜王戦チャンプのパーティ。トルネオーガでの押しつけはわかりやすく強いですね。
レート2000達成、てるチャレでも優勝と今もなお健在のTier1構築です。

昔中学生の頃、サンフランシスコのホテル内でエスカレータですれ違った時声をかけてくれた時のことを今でも覚えているよ。こんなに大きくなっておじさん嬉しい。

【シリーズ10】ダイマ禁止環境でもザシアンは最強!?新環境の戦い方はこうだ!!【ポケモン剣盾/冠の雪原】【ダブルバトル】

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とり。さんの動画。ずっとザシアンを使い続けているプレイヤーです。
2期連続レート2000、海外大会入賞などの実績はもちろん、環境の最先端の情報を惜しみなく公開してくれるので非常にためになる発信者です。

ぼくが去年の2月頃に何度も2桁帯で当たり続けてお互い認知したプレイヤーだったのですが、ぼくがやらなくなってからもそれからもずっとYoutube活動を続けていて頑張っていて素敵だなと感じています。
直近でも話題のペリッパー入り構築や、パーティごとのゴリランダーの違いについても解説していて、環境を追っているプレイヤーなら間違いなく見たほうがいい動画です。

自分でプレイするとなんとなくなプレイになってしまいますが、上手い人が使いながら言語化までしてくれると安心して見ていられるので良いですね。おかげで前提条件を理解できたり、踏み外しにくくなりました。



9/18 環境を理解する

【ダブル】マスターランク級でのポケモン使用率!(2021/9/5~9/11)

ダブルプレイヤーなら知らない人は居ないサイト、リバティノートです。

公式アプリからも使用率を確認できますが増減は掴めないため、こちらはとても参考になります。母数は少ないのでブレはありますが、上位プレイヤーが使っていると把握できると上位を目指すにあたってメタ読みの指標になるのでありがたいです。


【ポケモン剣盾ダブル】無限大サンダースイクン【s21最終11位/16位】

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環境にゴリラガエンが多く、それらに強いポケモンが強いと感じました。
そんな中ムゲンダイナを使って結果を出している記事を読みました。
構築の組み方はシンプルかつ汎用性に欠けない形で、実際に使用してみました。

感触としては、

・ムゲンダイナで圧はかけられるが決定打はない
・サイクルは難しいがオーガスタンで学んだポケモンが多かったので入りやすい
・ガオガエンが多いのでサイクルで強い水タイプ(せいしんりょくスイクン)が偉い

といったところです。前期1位がラティアスとスイクン入りのザシアンというのも知りました。

環境観としては、

・サイクルが強い(ゴリラ・ガエン)
・ドラゴンの耐性が強い(環境にフェアリーが少ない)
・水タイプが強いので採用し、ゴリラに強い枠もあると良い(S操作やサイクルで優位に立つ)


あたりに定まりました。ちなみに環境の水タイプについてはとり。さんの動画を参考にすると良いです。

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ドラゴンの耐性が強い、サイクルに強いとのことで、知り合いが使っていたハチマキドラパルトが面白そうで、しばらくは使ってみることにしました。


9/19 自分なりに構築を組んで勝つ


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ハチマキドラパルトを使って構築を作り始めました。

元は知り合いが使っていて、「強いと思うんだけどなぁ…」と言っていたところ、上手く仕上げてみたいという思いから使い始めました。

この時期の思考錯誤がとても楽しいのです。


ドラパルトの長所は以下の通りです。

・「クリアボディ」でいかく無効
・ゴーストタイプでねこだまし無効(ゴリラとガエンに強い)
・「ドラゴンアロー」が全体を削れてサイクル戦をする相手に優位(片方にまもられてももう片方に2回飛ぶため安定して打点を出せる)
・上記で強いと感じたサイクル/水/その他のドラゴンにも強い

短所は以下の通りです。

・悪弱点のため環境メタのバドレックスに噛み合う(ウーラオス、ファイヤー)
・上から1発で倒されると辛い(ザシアン・バドレックス)
・フェアリーが増えると動きにくくなる(サイクルに加えて追い風が流行る→トリルが増える(ミミッキュ)→バレル増える→レヒレ増える)
・サイクル戦でのダメージレースは優位になれるが最終的に上から殴られてしまい、削っただけになりがち

構築の派生としてはいくつかあるので紹介します。

方針①とにかく上から殴る

スカーフレジエレキとハチマキドラパルトを並べ、おいかぜされても気にせずボコボコ殴り、後ろの伝説(バドレックス等)で一掃するプランです。

トルネがおいかぜした後でトルネを倒すことができ、初見殺しとしては機能していました。

反面、①守れないのと瞬間火力に乏しいことからトリルがきつい、②ドラパルトに強いコマ+ランドロスなどで打ち負けてしまいあまり安定しませんでした。

方針②削った後にバドレックスで一掃する

ドラパルトはねこだましが効かないので、横のポケモンも「ねこだまし」を効かないポケモンを起き、相手に自由に盤面を作らせないようにして畳み掛けるアグロ戦法です。

スカーフエンテイ、バドレックスなどを置いて、縛りをかけつつも削るのはかなり機能しました。

一方、バドレックス+ドラパルト+サイクルしないポケモンなので、ウーラオスがとてもきつくなってしまいました。
こちらがウーラオスが邪魔なのは相手も理解しているので、適切なタイミングで動かれてしまいます。相手側に方針を立てやすくしてしまうというのはこの手の構築にありがちなことです。

それっぽいガエンゴリラのスタンで組んでいればそうはならなかったのと、サイクルしていれば後からプレイングでどうにでもなるので、アグロで拾える勝ちもあれば思ったよりも負けやすいことに気づき、そこまで勝率は伸びませんでした。

9/22 サイクルにプランを変える

方針③ サイクルする

レジエレキ+エンテイでは上手くいかないと判断し、トリルにも強くスタンにも戦えるような構築にしたいと考えました。

ドラパルトは伝説には弱いですがそれ以外の一般枠には強めなので、伝説とトリルを止めるねこだましに着目してスタートしました。

ゴリラ、ガエンあたりを投入し、雨や悪タイプ相手に上から削れるレジエレキ、伝説枠は削った相手を一掃するのにやはりバドレックスが有用だったので投入、残りは色々と変えながら試していました。

このプラン自体は悪くなかったのですが、色々とキツい面も出てきました。

①耐久ランドロスが増えた
元々微妙な乱数でしたが、ドラゴンアロー2発で倒しきれない、ガエンエレキにはだいち、ゴリラにはヘドロばくだん、地面の一貫など、キツイ要素が多かったです。

②純粋においかぜがキツイ

サイクル系ポケモンだとしても、おいかぜをされるだけで上から攻撃されてしまいます。そのためにレジエレキでエレキネットを入れたり、ガオガエンでいかくをしても、相手に交代されてしまってはリセットされてしまうため、総合的にこちらがダメージレースを取れるシーンが少ないように思えました。

おいかぜのターン中にドラパルトが活躍して残数を取って、バドレックスで押し切ることもあれば、上手くまもられてキツくなることもあり、ピーキーでした。攻め手がドラパルトとバドレックスに依存してしまうと、火力を出しにくくなってしまうのも課題でした。
隙ができた時にエレキやゴリラで適切に削るといったプレイングが身についていなく、ドラパルト→バドレックスの方針に依存していたため、どうにか勝ち切るといった試合を作り出すことがあまりできませんでした。


9/23 ギミックを投入する

方針④ ヤミラミを入れる

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ねこだましが効かず、ドラパルトの横でサポートできるポケモンを探していたところ、ヤミラミに行き着きました。

ドラゴンアローの試行回数を稼ぐねこだまし、ザシアンへのおにび、ねこだましに対してまもったところへのアンコール、バドレックスミラーに不安があったのでイカサマを入れてスタート。

もちものはだっしゅつボタン。でこぽんさんのアイディアを活かしました。

不意を付いて対面を作り、一気に制圧するという初見殺しが刺さるかもしれないと考えました。

実際にドラパルト+バドレックスのシーンを作り、両縛り+バドレックスのみがわりを決めたシーンは最高でした…!

ヤミラミドラパルトのパーティ①

解説

ヤミラミ:ねこだましを拒否し横をサポート
耐久は足りないが、横の行動の手数や脱出での対面操作でダメージレースを取る

ドラパルト:基本ドラゴンアロー
とんぼがえりやふいうちはたまに使える

バドレックス:後ろから出して一掃
横が縛った時は身代わりを押す

ゴリランダー:配分はナツメグさんのをそのまま流用
とりあえず強いサイクル枠で入れた

レジエレキ:速いエレキネット持ち兼ボルチェンでの対面操作
10万で削りたいシーンよりも上手く他を活かしたいシーンが多そうだったこと、ふいうちで縛られている時にも切り替えせるリフレクターを採用

ガオガエン:サイクルで強いので採用
まもるについては、サイクル戦でまもるを使うことで相手のとんぼ・ボルチェン・すてゼリフを阻害しこちらのチャンスを伺いたく採用
対バドレックスがキツイので悪ワザが欲しいこともあったが、他のS操作を前提とした上で最終的にバドレックスで詰めれば良いと思っていた


その後の調整について

ヤミラミドラパルトのパーティ②

・ヤミラミ

「ウーラオスにおにびが通らない」「イカサマを打つシーンがない」などからワザを変更しました。
トリック+脱出のギミックを試したくてトリック、上から殴られるのがキツイ、バドレックスミラーでの回答となる点でさきおくりを採用。

・レジエレキ
交代されて上から殴られるのがキツイのでレジエレキにでんじはを採用。

・バドレックス
ひかえめで使っていたものの、いのちのたま持ちであれば耐久はさほど変わらない上に、交代されてから同速ゲーをしたり、相手の最速ザシアンを考慮して最速バドレックスに変更。

・ドラパルト
バルドルさんがハチマキドラパルト入りのサイクルパーティを使用していて、げきりんを採用していたのを見て、使う機会が少なかった不意打ちを抜いて試験的に採用。

実際には試行回数が足りないのもあって使わなかったものの、フェアリーが少ないので通ること、守る持ちが少ないサイクル相手に一撃で倒せることでプランを崩せることから、ハイリスク・ハイリターンで面白いワザだと感じました。
とはいえ、削ってバドレックスで詰めるこの構築には合わず、ホウオウのような他を倒してホウオウで詰めるようなタイプには合っていると感じました。

・ゴリランダー
カイオーガを殴れれば良いと思い「ウッドハンマー」を採用していたものの、ピンメタ的な入り方をしていたので柔軟に動ければもっと強いのではないかと思い、「ドラムアタック」を試してみることに。


ポケモン自体にもサイクルにも慣れ、構築の改変の仕方が何となくわかってきました。

しかし、レートではボロ負けしてしまいました…。

予想以上にウーラオスの数が多く、またザシアン構築使いがちゃんとサイクルしてくるのに対応できなかったのが問題でした。

ウーラオス
・ガオガエンでいかくを入れても急所で対応してくるしもちものがわからない
・タスキだとわかっていてもキツイ
・ヤミラミのアンコールが効かない

ザシアン
相手はザシアンを絡めたサイクルをしてくるのに対し、こちらは強気にドラパルトを動かせません。バドレックスを投げるタイミングではまもる+ガエン投げなどで対応されてしまい、有利盤面を作るパーティの地盤の違いを思わされました。

9/26 コータス入りを試す

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自分の構築技量では限界が来たので、知り合いのプランを試すことにしました。

これまでできつかった「オーガ」「トリル」「ザシアン」に対して回答を持てるのがコータスでした。

オーガには晴らせてバドレックスとドラパルトで殴る、トリルには低いSから殴る、ザシアンには晴れ+エンテイでランドロスを殴るなど、ねこだましで行動する方針よりも、火力やSの面で対処する方針になりました。これで中途半端な削りになっていたところに瞬間火力や切り返しが生じ、解消される見込みです。

使用感としてはそこそこでしたが、「単コータスが動きにくい」「バドレックスがキツイ」「やっぱり速いので固めるとおいかぜがキツイ」などの問題がありました。

そのためポリゴン2を採用しました。バドレックスに後出しした後S操作ができるのが強みですし、何より硬いのでどんな相手にもある程度安定して投げることができます。

ポリゴン2+コータスを採用したパーティ

コータス自体は硬めのものを採用していますが、実際はトリルが入ったことでもっと火力に割いて、噴火での切り返しを狙って良いです。

ポリゴン2はバドレックス入りに出したいのでイカサマを入れるのも良いと感じます。

方針としてスイッチトリルの形は以前から考えていたので、メリハリある形になりました。

9/27 トリルを試す

おいかぜ、サイクルが流行っているのであれば、ガチトリパでゴリ押すのが強い。そう考えていました。

上記ではスイッチトリパを考えてはいましたが、伝説枠がトリルをすることで即座に殴り出せたり、2回目のトリルも可能で、より支配的に戦えます。

自分でトリルをメタろうとしても、ちょうはつをしてもミミッキュやヤレユータンはメンハを持っていてなかなか決まらない、バレルを入れてもカプ・レヒレがいるなど、なかなか上手くいきませんでした。

以下で紹介する構築は、トリルの障壁となるガエン・バレルを攻略したパーティになります。


はくばバドレックス

キヌガワさんのようなコンボ型

スイートベールアマージョ+ラムバドレックス+ひっくりかえすカラマネロ

バルドルさんのパーティ

脱出パックコジョンド+しろいハーブバドレックス+瞑想カプ・レヒレ+メンハヤレユータン


たそがれネクロズマ

たくちゃんさんのパーティ

カプ・レヒレ+けんまいネクロズマ


ルナアーラ

Brian Sohさんのパーティ

カプ・コケコ+オニシズクモ


カイオーガ

やなぎさんのパーティ

カイオーガ+コータス+ポリゴン2の晴れ雨トリパ

バレル対策はぼうじんゴーグルイエッサン


グラードン

カ・エールさんのパーティ

グラードンエンテイ+ポリゴン2(スイッチトリル)


様々なアプローチがあることを知りました。


どれも長所短所はあれど、パーティとして成立していて選択肢の広さを感じました。

そして、どれも見様見真似で一通り試しました。

一番しっくり来たのが「カイオーガ+コータスでのトリル入りパーティ」でした。コータスの噴火が一貫する相手が多いように思えました。

サブアタッカーとしてわかりやすく強いカイオーガを起き、それらに強いポケモンをメタるのにハチマキドラパルトを起用した、相手に応じてトリルアタッカーを変えるスイッチトリパを目指しました。

ただこれは残りの3匹でスイッチ前のお膳立てをすることになり構築が難しいのと、煮詰める時間がなかったのもあり、思いついたらやろう、で保留となりました。


9/28 いよいよ王道ザシアンに着手

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トリル使ったらみがわりされる、ドラパルト使ったらザシアンに上から殴られる、サイクルされているだけでも面倒なのに、隙あらば出てきて一気に制圧してくる、こいつやっぱり強いのでは?となり起用。

特に、水タイプと合わせるのが良いと感じていて、その相方としてザシアンが非常に相性が良いと感じました。

特にペリッパーが強いと感じました。ゴリラガエンに単体で強く、おいかぜやワイガができる選択肢、雨でザシアンの炎技軽減、ひこうタイプで地面の一貫を切れるなど相性が最高だと気づきました。

元からスイクンやニョロトノ入りが結果を出しているのを見て可能性は感じていました。ビエラさんの動画でも使われていて雰囲気は掴んでいましたが、レジエレキが環境に多いこと、トリル相手にまとめるのが難しいことから形にするのは難しいと感じていました。

しかし、このとり。さんの動画を見ていよいよペリッパーを使うことを決心しました。

見様見真似で使っていた構築


しかしザシアン構築、難しい…!

ゴリラガエンでのサイクル、ランドのだいちの一貫、ザシアンに対するいかく、交代読みの行動、全てが実力が反映され、一朝一夕ではとても勝てない代物だと確信しました。



シーズンを終えて

最終的には全然レートは伸びませんでした。しかし少しずつ成長している感覚がありました。こうして基礎を理解した上で、ようやくメタ構築に取り掛かるべきなんだ、と、改めて理解しました。何事も基礎が大事ですね。

とり。さんのペリッパー入りのアプローチが好きで、サポートポケモンとして相手を崩す枠としてのオーロンゲ(968さんがてるチャレ準優勝したバドレックス入りに採用)は使ってみたいので、完コピしてみようと思います。

まだまだ知らないことや思いつきもしなかったアプローチの仕方があり無限の可能性があるポケモンは最高に面白いので、あと1ヶ月シーズンが残っているのでまだまだやってみようと思います!

主体的に取り組みたいというスタンスも概ね達成できていたかのように思えます。実際楽しすぎて時間を忘れるようにポケモンをやっていて、気づいたら朝の4時なんてことはザラでした。他のことが疎かになってしまうのは良くないですが、それだけはまれることに出会えたというのは幸せなことですね。


ちなみに、一緒にハチマキドラパルトを使用していた知り合いは200~300位あたりまで行けたようでした。


やはり上から殴られるとキツイためおいかぜでのアプローチが重要なのでエルフーン、おいかぜに加えてねこだまし無効のポケモンで固める方針でスイクンを採用して、方針のプランを遂行できるように複数のアプローチでS操作を試みたようでした。
一掃する前提でCが上がるのでタスキバドレックスは試行回数稼げて強く、タスキを持つことの多いレジエレキやエルフーンを採用していることからさらに警戒されにくく刺さったシーンはあったとのことでした。



ということで振り返り記事でした。長くなりましたが、真剣に時間をかけてやっていたぶんの情報量はあったかなと思います。

今月は体調面や時間管理、優先順位などを意識しつつも、楽しくゲームして過ごしていきたいです!

最後まで読んで頂きありがとうございました!!





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