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Burn out|41歳 CPAのたまご

「Burn out」してるかもしれない。

そう思い始めたのは今年の初め頃。仕事以外のことをするのが億劫で、週末はダラダラとYouTubeで日本のテレビ番組を見て過ごす事が多くなった。とりあえず、必要最低限の家事はするけど、それ以外の事はやる気がでない。「ホタルノヒカリ」というテレビドラマの主人公の干物女そのものだ。

アメリカに移住してきてから今までひたすら前を向いて走ってきたから、私の身体がそろそろ休もうよとっているのか、それともCOVIDによるパンデミックで生活が一変してしまったからなのか。41歳を過ぎてついに力尽きてしまった。

振り返ってみると、2014年からずっと走りっぱなしの生活だった。

2014年から2016年までの2年間、Full timeで働きながら大学に行ってPostbaccalaureate Certificate of Accountingを取得した。夫が職を失ったのは大学のプログラムが終った頃だった。私はAccountingのDegreeを取得したことでPromotionが決まったし家計のこともあるしで、それからはとりあえず仕事に専念した。

引き延ばし (現実逃避)にしていた CPAのテストを受ける決意をしたのが2019年の1月だった。その前の12月に亡くなった父が誇りに思ってくれるだろうという思い半分、その悲しみから自分をDistractしようという思い半分、からの決意だった。

仕事をしながらテスト勉強をするのは大変で、Personalな時間をすべて犠牲にした1年だった。朝5時に起きて勉強をしてから仕事に行き、帰ってきて夕飯を食べてからまた勉強。週末は朝以外は基本的に勉強。Social gatheringにも顔を出さず、夫一人で出かけることがほとんどだった。二人で行く予定だったコンサートもドタキャンして夫一人で行かせてしまった。自分はなんて嫌な奴だったんだろうと思うのに、嫌な顔をせずにサポートしてくれた夫に感謝している。

2020年3月、最後のテストの合格の結果が出て、合格お祝いと自分の40歳の誕生日のお祝いもかねて、女友達とSedonaに行く計画を立てているときに、Pandemicが始まり、すべてがPauseしてしまった。

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仕事は Remoteになって、友達・同僚と会えない日々が始まった。慣れない環境で仕事をしなければいけないうえに、年に一度の会計監査で忙しい日々が始まるという時期に上司が辞めてしまい、それから怒涛の5か月を過ごした。

結局新しい上司が来たのが9月。そこから、今度は新しい上司をUp to speedさせるのに奮闘。はっきり言って、彼女は約一年たった今でもまだUp to speedではないし、チームとの信頼関係も築けていない。彼女の私に対するExpectationが不明瞭で、変な気を使うことが増えてストレスを感じることが多くなった。この先この上司の下で働き続けることは自分のためにならないと思い、今は新しい職を探している。

と、ここまで書いて振り返ってみると、Burn Outしてしまったことに納得する。

今まで自分の感情を顧みず無視して走り続けてきたけれども、ついに力尽きてしまったのだ。それでも干物女になってしまった自分がUnproductiveでLazyな気がして、毎週末罪悪感を感じながら過ごしていた。

でも、今自分の過去7年間を振り返ってみて思った。「別にいいんじゃない?」今まで頑張って走り続けてきたんだから、休んでもいいんじゃない?I deserve this!

でも、さすがにいつまでも干物女を続けるのもどうかと思うので、少しずつ自分のやりたいことを探っていこうと思う。Tapestoryへの仮入部もその一歩。自分と向き合ってこうやって文章にすることで見えてくることがあった。

もう少し続けてみれば、それまで見えなかった自分を見つけられるんじゃないだろうか。やりたいことも見つかるかもしれない。

それならば、とりあえず書くことを始めてみよう。

note Tapestory文集 Season 0 - credit

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