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プレイングゲームデー9

最近はクリエイターズ文化祭なるオンラインイベントがありまして、今回はそちらにまつわるゲームの紹介といきます。その前にクリエイターズ文化祭とはなんぞや、ちょいと雑談を挟みます。飛ばしても何の問題も無い内容なのでほんへが気になる方はスクロール推奨。
簡単に言えばゲーム、音楽、漫画等その辺の創作者達がブースを展開する小さいコミケみたいな感じです。一般参加は無料で、ぼちぼち人も集まったと思うので宣伝効果もあったんじゃないかと思います。私は4日間全て一般参加しましたが、一応全ブースは見て回りました(R18除く)。この素材良さげだな~マークしとこ、この作者さんの過去作面白そうだなDLしとこ~とかそんな感じ。事前に目的のブースはあったけども、色々見てみると買ってみようかなってなるもんですね。


アルファ・キューブ(体験版)

ふりーむにも体験版がありますが、クリエイターズ文化祭限定でのストーリー付き体験版ってのがあったんです。どんなゲームか自体は多分このふりーむの体験版でも分かるとは思いますが、ストーリーがあると世界観設定が分かるのでその分差は出てしまう物です。

で、これはどんなゲーム?

簡単に言ってしまえばローグライトなカードゲームですね。ステージを進めて行って戦闘したり、イベント発生したり、道中でアイテムやカードを入手して強化したり。因みにルートは最初に2択から選べます、以後の進行も2択ですがルートAとBでマスの種類の数は決まっています。以下の画像はチュートリアルの物なのであまり差はありませんが、実際の体験版だと強敵マスが偏っていたり、不確定要素マスが偏っていたりします。

虎穴に入らずんば虎子を得ず、敢えて強敵に挑みまくるのも手である。

初期だとHP80、デッキは10枚ですが、アイテムマスでステータスアップアイテムを拾ったり、戦闘後にカード入手でデッキにカードを追加するか否か選べます。敢えてデッキ枚数を少なくしてキーカードを手札に入れやすくするのも戦術です。途中でデッキのカードを破棄出来るマスもあるので、最初は強いカードを拾って後で初期カードとかを捨てるのが良いと思います。
因みに世界観に関しては結構退廃的な雰囲気があります。私はこういう感じの空気は好きですね。

脱出の為、主人公は最奥にあるコアの破壊を目的としている。

実際に戦闘とかはどんな感じ?

まず実際の戦闘画面をご覧ください。以下の画像はチュートリアルでの戦闘ですが。

手札にカーソルを合わせるとそのカードの予測ダメージ等が出てくる
バフアイコン等にカーソルを合わせると説明が出てくる、分からない物はカーソルを重ねろ
敵の次の行動予測の内容もちゃんとチェックだ、ダメージ数値やデバフ付与等情報は重要だ

基本的に毎ターン手札は5枚、使わなかった分は全て破棄される。デッキが無くなったらリロードされる。6/6と表記されているのがAP、カード左上のコスト分消費される、要は1ターンに行動可能なコスト。その上の数字はSP、溜まると強力なスキルが使える。SPは毎ターン溜まっていくが、残ったAP分チャージが加速するのでAPを使い切るか残すかはプレイヤー次第。
今回画像は用意していないが、数値分のダメージを減らす盾も存在する。盾は1ターンで消えるので敵の大技に合わせて使うのが基本となる。
他には戦闘中に使う事でその戦闘中永続効果を得るカードもある。1回使うとその戦闘では除外されるが、次の戦闘ではまたデッキに戻っている、言ってしまえば戦闘中にパッシブスキルを追加する感じ。
そんな感じで道中デッキを強化しつつ、適度に回復しつつ、アイテムも拾いつつ、カード強化しつつ、敵を蹴散らし最深部へ進んで行くローグライトなゲーム。

総評

完成版が楽しみである。因みにストーリー体験版ではランキング機能がついており、進行具合によってポイントが付き、他のプレイヤーと競う事も可能だ。大体なるべく被弾せず且つ敵を速攻で倒すと良い感じ。後は資金の多さとかどれくらい深くまで進めたかとか色々。おまけのやり込みと言った感じ。
攻撃時にキャラが剣で斬りつけるモーションがあり、攻撃カードも基本斬撃系が多い。銃は敵が使ってくる位。もしかしたら高コストカードには別モーションもあるのかも!?

Romp of Dump(体験版)

Steam版もあるけどふりーむとかboothとかからDLした方が遊びやすいかもです。動作軽量版らしいですがこれでもLive2Dのクオリティは十分過ぎる位。因みに体験版のセーブデータは製品版に引き継げるみたいです。

なんか物騒だけどどんなゲーム?

簡単に言えばトランプでブラックジャックやハイ&ローとかをして楽しく遊ぶゲーム。登場キャラは皆個性的、主人公もミステリアスだがここにいるのは全員凶悪な囚人。超ド級の問題児ばかりが集められた監獄の特殊エリア。しかし主人公は濡れ衣を着せられここに収監されることに。トランプゲームで囚人たちと親睦を深めて情報を集め、闇を謎を解き明かしていく感じのゲームです。
基本的には普通のトランプゲーム、敗者は罰ゲームとして自分の過去について話すと言ったもの。ゲーム中に雑談で手札の内容を教えてもらう事も出来る、が嘘を言っている事もあるので完全に信用してはならない。こうして囚人たちの罪や経歴を集めていく。主人公が負けた場合も例外ではなく過去を知ることが出来る。因みにチップを賭けて戦い、稼いだチップで有利アイテムを買えたり、特定キャラのエピソードが見れたり。負けまくってチップが無くなっても分けてくれる気前のいい奴が居るのでご安心。

個性的なメンバーを紹介するぜ

・主人公、アズ・K・ナイトメア

シンプルに一番謎が多い人物

所々文字色が違う所はクリックすると用語解説が出たり、後でTIPSで見返したり出来る箇所。囚人たちにトランプゲームと罰ゲームの提案を仕掛けた発起人。「友達」と呼んでいるパトロン達が数多くいる位には人望があるカリスマ的存在。謎に満ちた夜の支配者、ゲームを進めて行くにつれて彼をハメた事件の全貌が明らかになるはず。

・相棒的存在?なのか?ルーク=グッドマン

このメンバーの中で逆に異質な程に良い人

チップが無くなった主人公にチップを分けてくれる良い人。言動が非常に頼りないと言うか精神年齢いくつ!?って感じの実年齢37歳(だったはず)。しかし罪状は見た目からは想像もつかない内容、それ程の事をさせる何かがあったのだろう。このギャップがストーリーを進めて行って背景を知っていって闇を暴いた時のカタルシスに繋がるに違いない。
多分彼がこのエリアに入れられたのは危険性よりも別の理由かもしれない。

・公式でかわいい認定されている男、フェイ

この子顔だけじゃなくて言動もかわいい
ブラックジャックで最初に配られたカードの持ち方と見方がかわいい、ここのLive2Dは必見
因みにカードが配られた時にキャラの反応が様々、相手の手札の良し悪しの判断材料になったり?

未成年ながらマフィアの鉄砲玉である。刑期の長さからしても実力は見た目から侮れない程だと思われる。言動も「取り敢えず考える前にやっちまうか」って感じ。そんな狂犬オーラ全開だけど一緒になってトランプで遊んでるのかわいい(ルールをちゃんと把握してるかも良く分からないのもかわいい)。因みに組織のトップ2人も同じエリアに収監されているらしい、体験版では多分お目に掛かれないかも。
見た目とか組織のルーツからするとモデルはアジアンな感じ。萌え袖なのも暗器を使うとすれば納得のデザイン(単に服のサイズが合ってないとかだったらそれもかわいい)。一人だけ苗字的なのが無いのも拾われたって感じがして良い。

・監獄内での調達屋、ドレイク・オ・モヒータ

溜めたチップで買い物をする時は彼経由で買い物をする、監獄あるあるの調達屋さん

ルークやフェイと比べると何か裏がありそうな感じのする人物。ストリートギャングとしてこの街では新参者な方。彼単体も不思議な人物だが、背景・経歴辺りに触れていくと様々な情報が出てきそうである。
他2人と比べると普通の会話が出来ている様に見えてくる不思議。

総評

登場人物顔が良い。と言うかLive2Dで綺麗に動いて表情変わってクオリティが高い。目的としてはゲームで勝って情報収集をするノベルゲーム的要素がメイン、その手段としてあるのがトランプゲームと言った感じ。体験版だと2種類しか遊べないが、最終的には4種類になるとか。ポーカーなんかは会話システムとの相性良さそう。