見出し画像

もしもネロクロスファイアがフリゲになったらのPV制作話

初めに

ゲーム制作で初めて使うツール(WOLF RPGエディター、通称ウディタ)を使う時には開発日誌等を書きながらやると、後の制作において技術の使いまわしや見返して思い出すことが出来るので良いと思う。今回のエイプリルフールネタのゲームPVもどきは全てウディタで作った、何故なら動画編集はやり方がまだ分からないから。なんとかしてツール内機能だけでそれっぽく見せようと色々実験も兼ねてやったのがこの作品。因みに録画はOBS。

タイトル画面

過去に使った素材を再利用した簡単タイトル画面。本来340×240の画面サイズを録画用に引き延ばしているので画像が粗い。
因みにここで無駄にカーソルをカチャカチャしているのはBGMを流すための尺稼ぎ、しかしウディタの機能でBGMを指定した箇所から途中再生ってのがあったと思う。今これを書いている時に実験してみたけど普通にその機能使えばいいじゃんってなった。今後役に立つかもしれない。この先もBGMを聞かせる為に尺稼ぎをしている箇所多数あり。フリゲプレイヤー故に好きなフリーBGMが割とあったりするので。

うなぎさん戦

基本これも過去に使った素材の再利用。うなぎさんの歩行グラはわざわざ作った。それっぽい適当な会話をさせてから戦闘に突入、一応RPGって設定なので戦闘シーン位入れなきゃなと思って作ったのがこのシーン。
Empress Fortressの所を<>でルビ振ったけど、これもウディタの機能で文字の上にルビを振る事が可能。そうすると文字が潰れそうな気がしたしどっちでも良いかなと思ったり。展開!って言った後にそれっぽい武器が出現する演出を入れても良かったかな~って思ってるけど武器の詳細がよく分からない上メッセージ枠で隠れてしまっていたので辞めた。主人公表示位置をもっと上にすれば良かったんだけどね。
戦闘シーン、ここでもBGMを流す尺稼ぎの為に無駄にカーソル動かしたり選択してから少し止まったりしてる。キャラのステータスはミマネロールの時にHPが低い事に突っ込まれたので適当に多めにしておいた。ダメージは9999のカンストっぽいのが殺意や威力があって良いかな~と思った。~が唸りを上げた!の文の元ネタは黄金の太陽の武器の特殊技発動のアレ。
撃破後に入手する罪悪感とうなぎの肝はデフォ設定だと経験値とお金が表示される欄。ゲーム内の用語設定から表記を変えられるので如何にもそれらしい文章になるように経験値→罪悪感を、お金の単位→個のうなぎの肝に変更。罪悪感の数値によってENDが変わるのとか面白そうとか一瞬思ったけどENDROLLってフリゲがまさにそれだった。

バディを看取るシーン

戦闘シーンを見せたら次はシナリオ、イベントシーンを見せるもんだろうと思って取りあえず仲間が目の前で死んでいくと言うよくありそうな感じのシーンを制作。歩行グラで人が倒れている専用グラってマジでレア素材なので横を向いているキャラと実はただ下方向を向いているキャラを並べる事でそれっぽく見せるというよくある手法。荒れた風景と転がる屍で更にそれっぽく見えているはず。
このシーンを作っていて「そうだ、この後は闇堕ちみたいな流れにしよう!」と思って一枚絵みたいな感じであの顔をアップで表示させつつシリアスっぽい文章を流す。ただ単にあの顔が使いたくなっただけってのもある。因みに設定としてはただ単に敵軍と戦っているだけと言う設定しか考えてない。エイプリルフール用のネタで約2時間程で作った物なのでそこまで凝っては無い。

ラストシーン

闇堕ちさせてまずは自軍から壊滅させようぜって思ったけど、うろたえる味方に銃を向けるのはちょっと重いかなと思って敵軍っぽい奴らの本拠地に単騎乗り込んで無双している感じのシーンに。脳内設定としては両軍とも滅ぼして終わり!ですけど。
ここで名前に「?」が付いて顔グラも表示させていないのは本当に本人なのかどうか謎を持たせる為。他にも闇堕ちした顔グラの用意が無いとか、流石に殺戮を本人にさせるのはどうかなぁと少し思いとどまったってのもある。
この場面がラストシーンになるから色々と演出面で盛り上げたいな~と思って無駄にくるっと回転させてみたり敵兵が一歩前へ進んできたりとか色々実験している。ここもBGMを流す尺を稼ぐために会話をちょっと多めにして、文章が他より多いので読むための時間を長めに設けている。もっと会話を多くしようかとも思ったけど結局最後の台詞以外の追加はしなかった。因みに最後の台詞はアニメ時光代理人を見て影響受けて浮かんだ台詞、好きな物だから取りあえず盛り込んだ。そして最後は敵軍に突っ込んで行くところでお終い。
それからお気楽なBGMと共にエイプリルフールネタと言う事をばらして全体で2分程の長さ。

終わりに

これはあくまでもエイプリルフールネタで作ったゲームPV風の物であり、実際にこのゲームを制作していて遊べる訳ではありません。嘘から出た実にもなりません。3つのシーンの事しか考えていないので前後や途中の流れとかの内容も一切考えていません。ギャグで始まって先が気になるシリアス展開で終わると言う良くあるゲームPV風に出来たのでそこそこ満足。
動画編集は出来ないけどゲームPV風にするにはどうしたらいいか?考えた結果、場面切り替えをしまくる事でそれっぽく作るという事に落ち着いた。作ったら後はOBSで録画するだけなので楽である。
ウディタ的に言うとタイトル画面を除くとマップ4枚用意して全てイベントを自動実行して最後に場所移動でシーンを切り替えている。なのでうなぎさん戦で戦わずに逃げてもそのまま次のシーンへ移動する。ラストのエイプリルフールネタバラシは一番手前にピクチャを表示させているが、そのままだと自動実行のイベントが無限ループするので適当なメッセージを裏で表示させて処理を一時的に止めている。普通にイベント停止のなんらかの処理を入れれば良いのだが録画する事だけを考えると適当な物で止めるのが楽だった。
以上が今回の制作話、これでエイプリルフールネタのゲームデータを消したとしてもなんとか思い出していつかどこかで役立つときが来るかもしれない。