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薪ストーブが使ってみたい  その1

 移住前に住んでいた石川県は、日本海沿いの雪国。特に2018年には記録的な大雪に見舞われて大変だった記憶も新しく、八ヶ岳の南麓にある北杜市はどれくらい寒いんだろう…と不安に思っていました。

移住前の前情報として、私の住んでいる地域は雪はそんなに降らないが最低気温はマイナス10度になる日もあり、さらに「八ヶ岳おろし」という荒らくれ漁師が飲む日本酒のような恐い名前の冷風が吹くというので、引越しと同時に気合いを入れて〈業務用エアコン32畳用〉を取り付けて冬に備えていました。

しかし、実は購入した中古のログハウスには薪ストーブも付いていました。夫も私もごく普通の一般住宅で育ったので、薪ストーブが身近にある家などなく、どうやって使うんだろう?というレベルで暖房器具としてのポテンシャルがよく分かっていませんでした。

せっかくだから使ってみたいと思い色々調べてみると、兎にも角にもまず薪を調達しなければどうにもならないらしい。先日近くのホームセンターで売っていた薪は、ひと束6〜7本で¥600強もしたはず…。暖房が薪ストーブメインだと一日3束は使うらしいが、みんな薪の調達はどうしてるんだろう…

とりあえず清里を車で徘徊中に見つけた薪ストーブショップで、一体皆さんどうやって薪を調達しているのか聞いてみる。

すると、「人づてに木を切るっていう話を聞いて貰いに行ったりする人もいれば、販売・配達している業者からまとめて買ったり、それぞれですよ〜。」とのこと。

とりあえずネットで薪の配達をしてくれる業者を探してみると、どうやら針葉樹・広葉樹で値段が違い、単位や相場も結構バラバラ。
うーん、一体どこに頼めばいいんだ…と思っていた矢先、実家の回覧板に〈河川敷にて、伐採した丸太の無料配布〉のお知らせがきたよと教えてもらう。

親戚に軽トラを貸してもらい、河川敷まで丸太を貰いに行くことに。

河川敷にはものすごい量の巨大な丸太が積まれており、どこからか集まったたくさんの軽トラで皆さんどんどん丸太を積んで持って行きます。

我々も数人でやっと丸太を積み荷に乗せ、これでやっと薪ストーブが使えると思ったら…

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つづく。

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