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カサンドラ症候群 #307

カサンドラ症候群という言葉を知りました。

米精神医学会の診断基準(DSM-5)には含まれず
正式的な病名ではない、そうです。

私には、実家家族と心の交流を願い、情緒的な人間関係を
築こうと努力した経験がありました。

実家家族がアスペルガー症候群などの診断を受けたことはないと思います。
(受診したことはないと思いますので…)
だから私がカサンドラ症候群という括りに入るのかはわかりません。

ですがかなり当てはまっていると感じて…
書いてみようと思います。
お付き合いいただけましたら幸いですm(__)m。


カサンドラ症候群を調べるうち、実家家族と情緒的な人間関係を築こうと
努力した時期があったことを思い出しました。
にもかかわらず、築けない心理的ストレスが、どんどんどんどん
溜まっていきました。

私は伴侶を亡くした自死遺族です。
当時まだ幼かった我が子2人と長い間生きてきました。
実家家族と離れて暮らしてきたのは、すでに違いを感じていたから。
近くに住んでは余計なストレスを抱えるだけ…と判断してのことだった
ように振り返ります。

我が子が成長し、大人に近づく年齢になっても、
私の人生は上手くいってはいませんでした。
それは、やはり両親との関係が上手くいっていないから…

下の子が高校を卒業した頃
両親と、自分と、向き合うことを始めました。

そろそろ介護が必要になる年齢に達していた両親。
ほぼ週に1回実家へ通うことを続けて
良い関係を築き直したかった…
通っていた頃は、どうにか関係を修復し
私の人生も我が子の人生もより良いものにしたかった…

だけど上手くはいきませんでした。
友人・知人に相談すれば、自分の楽しみを優先させた方がいい…
で、私の苦しみを理解はしてもらえなかったように思います。

自分の楽しみというものがわからなかった時期でもあり
疲弊を繰り返しても尚、諦めきれず時期を空けては通うことを
続けていました。

しかし、ある時、止めよう。
これ以上自分を傷つけることは止めよう、と手放すことを
決めました。

その後現在に至るまで、私は実家家族と没交渉です。
(一般的に言えば、理解しがたい事のように思います。)

カサンドラ症候群を調べるうちに出合った文章です。↓↓↓

カサンドラ症候群の名付け親である心理療法家シャピラ(ローリー・レイトン・シャピラ)によれば、この「誰からも理解してもらえない」ということがカサンドラ症候群の重要な特徴です。本人の認知の歪みではなく、事実を訴えているにも関わらず社会的な理解を得られない、すなわち身近な人との人間関係がどんなに不条理な状態であったとしても、助けを求めることも実際に助けてもらうこともできない、という状態になってしまうのです。

カサンドラ症候群ってどういう状態?どう対処すればいいの? | :D-commu でぃーこみゅ (sensei-japan.com)より

私は私自身が対人関係を築くのに必要なスキルが
備わっていなかったと、今更ながら気づいています。

前回書いた記事 ↓↓↓ の中に書きました。

自分の疲弊する限界や対人関係を築く上で必要なことが
わかってはいなかった。
それは、カサンドラ症候群を調べるうちに……腑に落ちました。

それを知るために、
「スキ❤をいただいて。」
に書いた出来事が起きたように思います。

言い訳をしたいのではなく、そんな自分をまずは認めたい…
そこがはじまり、だと思っています(*^^*)


カサンドラ症候群の「カサンドラ」は…

カサンドラというのは、ギリシア神話に登場するトロイの王女の名前である。太陽神アポロンに愛されたカサンドラは、アポロンから予知能力を授かる。しかし、その能力でアポロンに捨てられる未来を予知したカサンドラは、アポロンの愛を拒絶したので、怒ったアポロンに「カサンドラの予言を誰も信じない」という呪いをかけられた。カサンドラは真実を知って伝えても、人々から決して信じてもらえなかった。

ウィキペディア「カサンドラ症候群」より

こちらを読み私は何だか笑えてきました。
あ~呪いをかけられていたのね…と。

呪いを解いて、真実に目覚めたいと思います(^^)/
(アポロンお願い。呪いを解いてーーー!!)

最後まで、お読みいただきましてありがとうございましたm(_ _)m



追記(2024.07.06)
両親と、自分と向き合って、より良いものにしたかった
私の人生、我が子の人生は、両親と向き合うことは手放して
より良いものになっています(*^^*)


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