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thinkrich look a poor

ふと浮かんだアイデアは極力アウトプットするようにしている。ノートへのメモ、携帯のメモ機能、頭の片隅にetc..

インターネットが普及した昨今で便利だな。と思う事が多々ある。その中の一つをピックアップすれば
"無在庫販売"、"無店舗経営"をアイデアさえ有れば誰もが始めやすくなった事ではないだろうか。


"無在庫販売"について

無在庫販売とは所謂、受注販売だ。
注文が入った際に必要な時に必要な分だけを作る=在庫を抱えるリスクが無い。
あげられるメリットとして


・軍資金が無くとも始めやすい。
・在庫を持たなくて良いので管理費用が掛からない(倉庫の所持など)
・生産数が少ない=付加価値が付けれる。


ただ世の中には良い事だらけ。なんてものは無い。メリットが有ればデメリットもある。

無在庫販売のデメリットは?

一番大きいデメリットは

・ロット生産に比べコストが格段に掛かる
=売値が上がる。(利益を考えれば)

・卸、仲介業者を介す場合は商品の仕入れ値が掛かる
=更に売値が上がる。(利益を考えれば)


理由として、ロット生産の場合はパターン(型紙)やプリントの版(シルクスクリーンの場合)を作り、縫製、加工を繰り返し行う生産レーンが生まれ、一点の商品単価(仕入れ単価)は作れば作るほどに下がる。(生産レーンに乗れば10枚も100枚も作るのは一緒なのだから)

受注生産の場合は小ロット〜極小ロットでも同じくパターンや版を作らなければならない。一定期間の保存はされていても在庫管理の関係で処分される事が多い(調べたところ、シルクスクリーンの版なら最長で半年保管)
仮に一年後に同じ商品の受注を受けて生産するとしよう。こうなるとパターン、版が残っていないので一から制作。となれば、必然的に時間もコストも掛かるのだ。
それに伴い、必然的に販売価格も上がる。

それでは、利益について数字で見てみよう


仮説:同一商品で売値が¥20.000-
(卸、仲介業者を通さずに生産した場合)

ロット生産の場合
生産費用(パターン、縫製加工込)1点につき
¥10.000(下代)

販売価格
¥20.000(上代)

利益:¥10.000

同一商品で受注生産の場合(1点のみの受注と仮定して)
生産費用@¥15.000(下代)

販売価格
¥20.000(上代)

利益¥5.000


これが組織となれば、利益率の高い方を選ぶのは火をみるよりも明らかである。(雇用を守るのが組織の義務なのだから)
だが、仮にあなたが凄く良いアイデアがいくつも湧いてくる(持っている)。形にしたいが軍資金が無くその一歩を中々踏み出せないとしよう。(何を隠そう私がそうです)
ここでも服での例えとなるが、ネットでパターン(型紙)を発注、制作してくれる業者や、小ロットや極小ロットなどの縫製も請け負ってくれるフリーランスなどもいる。

もっと簡単なツールとしては、BASE(ベイス)のように簡単にECサイトを作れ、Tシャツやアクセサリーなど受注生産システムを請け負うサービスなどもある。
先程の仮説を見ればお分かり頂けるように利益は薄い。だが、時間は有限である。二の足踏んでる暇が在れば、出来る事に手を掛けて、認知度を上げる方が有益な時間のように思う(これも私がそうだから)

かなりと前置きが長くなったが、私自身もECサイトを作れるサービスBASE(ベイス )を使って"遊びの延長〜本気の合間"でTシャツデザインを作っている。(ベイスさんの宣伝記事ではないです)

https://tsc.shopselect.net

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長々と書いているように売れたとしても利益は薄い。
だが、"自分のやりたい事"をアウトプット出来るツールが有るのならば使わない手はないのではないかと私は思う。
まだ具体的に何いつから始めます。とは言えないが、少しマニアックでカルト的な"セレクトショップ"を始めたいと考えている。(何かしら関心ある人は連絡ください)

まだ当面は種まき段階だ!と自分に言い聞かせて悶々とする心を落ち着かせながら、思い付いた事をせっせとメモに残しているのだろう。


Think rich look a poor "見た目は質素に 知識は豊かに"
とは、Andy Warholの自伝"僕の哲学"で語った一言だ。

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