LBSは短絡保護なのか、過負荷保護なのか?

受変電設備の開閉器に使用されるLBSですが、過負荷保護のときに作動するのか、短絡保護の時に作動するのか…。今でも理解しきっていないのですが、該当のツイートにてフォロワー様より分かりやすくご教示頂きました。

結論を明記すると
1)変圧器一次側のLBSは短絡保護のみが一般的
2)PF-S型キュービクル(主開閉器がVCBではなくLBSのキュービクル)の主開閉器LBSや高圧分岐のLBSは地絡保護や過負荷保護を漏電リレー(DGR)や過電流継電器(OCR)と組み合わせて行う場合がある。

つまりPF-S型のキュービクルは過電流継電器や漏電リレーが作動した場合はバンクごとのLBSではなく主開閉器LBSが解放されるので全停電になるのですね。

話はそれますが最近変圧器二次側の電流計の1次側にサーマルリレーがあることが分かり、過負荷の警報の様です。バンクごとの過負荷はLBS解放ではなく警報で行うのが一般的かもしれません。

そうなるとOCRが起動するまでに変圧器が過負荷で壊れないのかなぁ…また聞くなり調べるなりしてみます。


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