初心者が自分なりのハンターデッキを組んだ

前回までのあらすじ

 デジモンカード始めたよ記事を書いた。

https://note.com/taoru_hangaku/n/nc531deeb868f

 自分なりにデッキを組んでみた経緯を書いてみようと思った。

 以上です。


今回の目的


『アクロス・タイム』のみで構成されたハンターを主軸としたデッキをTCG初心者目線で組んでいく過程の記事です。
 対戦会の実績もないような初心者が、半月遊んで試している段階のデッキなので、これの強さにおいては一切の保証ができません。
 あくまで、一からデッキを作ってみるゾの試行錯誤を楽しむエンタメだと思ってください。(それによる集合知ー! 集まれー! の心)

Q.どうして前回騒いでたリナちゃんのデッキじゃないの?

A.有料記事を基に自分なりの改変(改良ではない)を加えたデッキなので……。勝手に公開するのはよくないよね、という判断です。
 デッキを作る段階で、リナデッキを作って感じたことに考えを引っ張られている部分が多々あります。

参考資料

ハンターデッキ サンプルレシピとデッキタイプまとめ【アクロス・タイム環境】 https://digimon-cg-guide.com/deck-bt12-%e3%83%8f%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%bc/

 これを下敷きにして作った箇所が大いにあります。いつもお世話になっております。


初稿版

 とりあえず作ってみるぞ! と思い立ち、なにも回さない段階でレシピクリエイターで出力してみたデッキ。

『モニモン』『ガムドラモン系譜』『サイケモン』『シャウトモン キングver.』『工藤タイキ』この辺りは、四枚採用の理由を語るまでもない、後々の変更もなしということで割愛。だってどれもこれも書かれてることが無体に強いし……。誰だって(きっと)こうする。初心者だってそうする。

 ここから、どう思ってこういう構成にしたのかを思い出していきます。 ここまでの作成で、「いくらなんでも、テイマーが多いかもしれない……。でも、リナちゃんデッキだと、テイマーは力だから……。テイマーが直接的に進化の礎になるなら、ちょっとくらい多くても大丈夫なハズだ……!」と、リナデッキの幻影に囚われています。
 今まで組んでいたデッキはほぼ順当進化の系譜であったこと、初心者向けの記事を読んで自分なりに学んでいたことが「Lvは上に上がっていくほど少ない、ピラミッド型にした方がいい」「進化元効果は、最終的に出てくるキーカードを助ける効果にした方がいい」ということでした。Lv3,4の比率にもピラミッド型にした方がいいのか? でも、Lv4からでも登場できるカードがいくらかあるし……という葛藤が隠れています。

 デッキの中身について。『明石タギル』の四枚採用については、おそらく首を傾げられる部分だと思います。

 これはリナデッキで大輔を使っていた経緯から、「3コス固定テイマーはまず、いないとお話にならないんだな!」と思っていたので、四枚採用でした。
 なのですが、登場時効果も特になし、自発的に使える効果もほぼ存在しないので二枚目以降は明らかなお荷物だな……と感じるようになっていきました。そもそも回していくうちに、ハンターデッキだと使うメモリーがリナデッキに比べて圧倒的に少ないということに気づいていくことになります。

 次に、『最上リョウマ』について。

「トラッシュ利用できるなんて、弱いカードなワケがねぇんだよなぁ~~~~~~!!!!!」と思って三枚入れました。クソボケ。

 先程も書いたように、Lv3が圧倒的に少ないことに対して恐怖心があった私は「そ、そんな……Lv3が圧倒的に少ないなんて……。怖すぎる! 事故が怖くないのか!?」と、リナデッキに考えを引っ張られていました。
 そこで恐る恐る足していたのがこの二つ。Lv3のカードを見比べながら「進化元効果つよいじゃんよ~~~~採用!!!」としました。回してるうちにいらないなと思ったので次の稿で消えます。

第二稿

 Lv3は思ったよりいらないな、という気づきに基づいて、少し構成を変えた二稿目です。それにしても吹っ切れすぎだろというLv帯の変化。極端から極端に突っ走りがちな思考が伺えますね。

 ここで『クロックモン』を採用。

 前のデッキにはサーチが足りない! と気づいての採用でした。前に採用漏れした理由は、クロックモンは進化時効果ではなく登場時効果であったので、Lv4の素出しかぁという躊躇いあってのものでした。ここでも、リナデッキでLv4登場を選んでこなかった思考に囚われています。サーチ、強いことは学んでいたのに……。
 使ってみて、ハンターデッキでのコスト効率の良さ、4コストですぐに出せるブロッカー、セーブ効果、ハンターデッキの進化元効果としてオンリーワンなジャミング効果、すべての噛み合いがいいことに気付きました。なんで前回は見逃したのか……と後悔する一枚。

 ついでに『時計屋のおやじ』も前回から一枚増やしています。ほぼ同じ理由でのサーチを増やす選択ですね。

 次に『洲崎アイル』の採用。

 デジカ鯖で器用で強い、という評価を聞いて一枚入れてみることにしました。前回のクソボケ三枚起用の『最上リョウマ』を一枚抜いて、代わりに刺してみる形での採用。
 これも使ってみて、DP-2000がかなり小回りの効いて強い効果だと感じました。というのも、フィニッシャーである『アレスタードラモン:スペリオルモード』がDP10000のため、少しパワー不足であるところを補える形になるのと、成長期相手であれば高確率で消滅させられるのが便利で、私の立ち回り方にも合っている部分が大きいという認識になりました。

 それに伴う『ヤシャモン』の採用。

『シャウトモン キングver.』と似たような効果。やっぱりコスト踏み倒しでのテイマー登場は強いんだ! という確信を更に強めた上での採用でした。
 進化元効果のDP+2000も使っていて嬉しい。『洲崎アイル』に合わせて使うことで、上述したパワー不足をガンガン補ってくれます。枠の都合や、登場できるテイマーをあまり入れていないことから一枚での採用ですが、同じ進化元効果の『ドラクモン』と合わせてとりあえず進化元に入れておきたいと感じています。

『オメガシャウトモン』がここでなぜか四枚積みになっています。

  Lv帯ピラミッドに怯えなくていいんだ! となったこと、使ってみた時の進化時効果の優秀さから数を増やしてみる暴挙に出ています。これはダメな学習ですね。当然重たいので次回は元の二枚に戻ります。迷走mindが出ています。
 ここではシャウトモンを減らした分の進化元効果を補う意味もあったと思います。そうたくさん積むような効果でもねえだろ!

第三稿(現段階のデッキ)

 二稿目からもう少し紆余曲折しつつ、現段階で使っている構築に辿り着きました。『最上リョウマ』が更に一枚減り、『洲崎アイル』が二枚になっています。使っていて評価が逆転しています。そもそも、Lv4セーブ持ちはトラッシュからも一枚持ち出せるんだよな……。使いながら実感しました。とはいえ、能動的にトラッシュから持ち出せるのはやっぱり捨てきれないのでスタメン落ちにはなりませんでした。『ヤシャモン』を使っているのも捨て難いし……。

 新しく採用してみたカード。『ドーベルモン』について。

 これもデジカ鯖での評価を聞いて、採用してみたカードです。自分の効果を持っていないことから自分は見向きもしていなかったのですが、使ってみると、道連れとセーブの相性が……よ、よすぎる……。特攻隊だお前は!
 Lv3デジクロスの下に入れる→アレスタードラモン進化で速攻道連れ、ブロッカー持ちの下に入れて強制道連れ、つ、強いぜ〜〜〜〜!!! となりました。ハンターデッキは相手デジモンへの消滅手段が豊富ですごい。ぼ、暴だ……。

『ドラクモン』は二枚から四枚採用になりました。

 やっぱり手札入れ替えって強い。そう思った。また、『ヤシャモン』を使っていて、DP+2000の有り難さに気づいたのも理由にあります。
 前回のダメに吹っ切れたレベル帯からの反省もあり、Lv3を増やすことに繋がりました。他のLv3も使ってみれば他の採用になるんだろうけど……。まだまだ分からないところです。

 ここで『ダメモン』『ツワーモン』の枚数比率が逆転しました。

 当初は『ダメモン』の登場時、進化時が強いと感じていたので三枚投入だったのですが、自分の運がダメモンなので運任せはよくないなと反省した部分から一枚減らしました。
 逆に、『ツワーモン』はLv4からでも1コス進化できるため進化元を増やせたり、退化1の効果に助けられるタイミングがあったりと使い回しの良さから一枚増やすことに繋がりました。

『クォーツモン』は最初のプランから徐々に数を減らされ、とうとう一枚採用になりました。

 自分のプレイスタイルから、進化させるタイミングがほぼ存在しないということに気づいて一枚だけになりました。とはいえ、全体的なDPの低さがハンターデッキの弱みであるとも感じているために、一枚はお守りとして握っておきたいな、という気持ちがあります。セキュリティに行っても相手のデジモンをほぼ確実に落としてくれるし、チラ見せさせるだけでも対戦相手がピリっとしたなと感じた瞬間がありました。頼もしい存在。進化させるべきタイミング、いつ……?
 あと、いつも遊んでくれる人たちにアイツ一枚しか入れてないぜー! とかメタ読みされてしまうんでは? とか書いたあとに思いました。油断しないでブラフに引っ掛かってくれ頼む。

まとめ

 ハンターデッキ、お、おもしれ〜〜〜〜〜〜!!!
 使っていて、「これは強い」「これは自分のプレイスタイルには合わない」という部分に対してのアプローチ方法が広いな、と感じていて、これが新弾のみで組めるというのも初心者である自分への強い助けになっているとも思っています。
 というのも、過去の弾まで含めてのカードプールになると、知識量が足枷になって、組んでいく際のチグハグさが浮き彫りになったり、「自分の性格に合っている」という確信が薄れてしまうからです。
 リナデッキは、有料記事を元に作ったデッキですが「たぶんこの記事を買っているくらいプレイングに慣れた人は、ここからもっとうまい動き方をできるんだろう」という疑問は常に抱えています。「自分の感覚で強い動き」をするために少しデッキを改変しているのですが、これが本当に自分の性格に100%合致しているか? と問われて即頷ける自信はありません。回していて楽しいし、ワンショットだったりの動きは性格に合っていて大好きなんですけどね。これからもリナデッキは握りたいし……。強くなりたいし……。リナデッキのコンセプトを、デジカを知らない友人に説明した時に「タオルさんの好きそうなデッキだね」と言われて嬉しくなっちゃったりしたし……。
 話は逸れましたが、ハンターデッキはこれから遊ぶ上でどう回したいか、という部分を考えるのにすごく向いてるデッキだと思いました。もっとプレイングもうまくなれば、また別のアプローチが合ってると気付けるかもしれませんしね。

 長くなりましたが、ここまで読んでいただいてありがとうございました。私に都合のいい集合知ー! 集まってくれー!

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