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体のターン


現実速度が早すぎて書くのが全然追いつかない。数日前に書いてちょっと置いた文がもうすっかり古びて見える。そうなるともう書けない。書きたかったことなのに〜!とヤキモキするけどどうにもならない。

大変なことになっている。
実際昨日泊まっていた東京のホテルで「大変だ〜大変だ〜」と独り言を呟いていた。
何が大変って、人生半世紀近くになって全く新しいターンが来ているということ。
気付いたらいつの間にか、これまでの慣れ親しんだやり方がすっかり終わってしまっていたということ。

ここまで生きてくると社会人ならばそれなりの役職について部下に教える立場になっていたり、仕事に限らずこれまでの人生経験を下敷きにして生きていくと思うのだけど、それでいうなら私は今完全に白紙の状態になっている。もちろん年齢なりの経験もあってこれからもそれを活かして生きていくのだろうけど、なんていうか、活かしていくけど全く活かさない、という感じ。駄目だ全然伝わらない。
いつも通りドラクエで例えるならば、レベル45で王者の剣を手に入れて最強になるのではなくて、レベル45でドラゴラムの魔法を覚えてドラゴンになって火を吐く、という感じ。なんかもっと伝わらないな。つまり、これまでの経験やそこからの知識をそれそのものとして使うのではなくて、自分に取り込んで変換して出す、という感じ。
そのために私に必要なのはとにかく体力、元気。この地球で死ぬまで生きていくための適切な肉体。

私自身はこれからも移動して何だかますます忙しくなりそうな予感がするし、一体諸々どうなるのか、本当に先が読めない。全く分からない。いつだって先のことなんか分からないのだけど、それでもこんなに読めないことはあまりなかった気がする。目を閉じると相変わらず上空には風が吹いている。私はもう行かなくちゃならない。でも一人ではない。一人だけど一人ではない。あちこちにそれぞれの船を漕いでいる仲間がいる。信じられないけれど今の私には大好きな友達がたくさんいるのだ。

とにかく体。体を整える。そうしていれば自然と体が連れて行ってくれるはず。
今の私には行きたい場所と、やりたいことと、会いたい人がいる。それはなんて幸せなことなのだろう。だから私はやるべきことをやる。









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