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前回につづいて「アイデンティティ」のはなしです。 今回は特に「日本人のアイデンティティ」について考えてみます。 アイデンティティとは何か(おさらい)そもそも「アイデンティティ」の原義は「同一性」でした。 「同一性」とは・・・ あるものが時間・空間を異にしても同じであり続け、変化がみられないこと (三省堂 大辞林) ということなので、 「A君のアイデンティティ」 と言った時、それは「どんな時・どんな場所であっても、つねにA君をA君たらしめる”何か”」を指します。
『あなたは何屋さんですか?』 と聞かれたら、どう答えますか? 自営業やフリーランスをやっているなら、自分の生業そのままに「パン屋です」とか「コンサル屋です」とか言えるかもしれません。会社勤めの方なら「技術屋です」「企画屋です」という答え方ができると思います。 私はこの「○○屋」という表現が好きです。なぜなら「○○屋」という表現を使うと、その人の「肩書き」や「所属」といったノイズを吹き飛ばして、その人の「アイデンティティ」(の一部)を端的に知ることができるからです。 こ