「挨拶(あいさつ)」 (第1回)
誰でも知っている、誰でも使っている言葉でも、その本来の意味が存外知られていない言葉を、これから五つ上げて(挨拶・我慢・無念・成仏・合掌)その真なる意味を明らかにしましょう。
一回目はこの「挨拶」です。
「挨」とは軽く触れることです。
「拶」とは強く触れることです。
そもそもは禅で使用されている言葉です。
したがってその本来の意味は、「この世には他人はいない。出会う人は出会うべくして出会っているから既に他人でない」
したがって、軽くで良いから声をかけなさいという意味です。
声をかけられたら「その声の主の勇気に対して強く返事をするべきだ」ということです。
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