「ふかく」仏教の言葉です。
「不覚にも……」というように使います。
思わず、知らずの言動をいいます。
本来の仏教の言葉の真意は、大分違うようです。
人間はそもそも生まれながらに「覚(さとり)の心」を持って生れて来るのです。
これを「本覚(ほんがく)」といいます。
ところが育つ過程で、私欲などでこれを忘れてしまうのです。
したがって「覚の心」とは、本覚を持って生れて来た本来の自分に気付くこと、
これを「不覚」思わず、知らずに出る本覚という意味なのです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
叡智を、動画で!
学びを、いつでも、どこでも。
『幕末の偉人』
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?