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第7回 「東洋と西洋の知の融合」

新しい人類の指針としては「東洋と西洋の知の融合」が理に適(かな)っていると思うのは、次の理由からです。

その最も強い理由は、前の指針である「近代西洋思想」は、弊害が多くなってその任を終えたわけです。
何故弊害被害が多くなったかといえば、とかく「一点張り」になりがちで、よくいわれた「これっきゃない」とばかり、一つの目標に向って一目散に突進するようなところがあり、その偏りにより弊害が出たわけです。

したがって今度は「調和」を重視するべきなのです。
そこで「東洋と西洋」という調和が出て来ます。

西洋は進歩、発展、成長を主張します。
東洋は根本、内面、蓄積を主張しますから、調和が生まれて来ます。

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