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「信」の器を満たすには

信じる心は何をするにも欠かすことができない心ですね。

ことをなすために、必ず必要な心ですし、願いを叶えるための元になる心です。

信じる心は陰陽五行では全ての中心に位置する「土」に属します。

「土」は「水」を制御する働きがあります。

「水」にあたる心のありかたは「智」の心です。

「智」の心は知ること、理解すること、比べることなど

自然界の土も川の流れを堰き止めることで水をコントロールしているように、「信じる心」は「知る心」をコントロールします。

「信」は成長していくことで、その受け皿は広く深くなりそこを流れる「智」の水は渾々とゆったりと流れます。

しかし、信の心がどんどんと狭くなっていったら、どうなるでしょう?

極端な思い込みにより、そこを流れる水=「智」はその行き場を失い、浅く狭い理解で世の中を生きていくことになるでしょう。

それは、どんどんと生き辛い人生となっていくことでしょう。

今、自分が信じられることは何ですか?

テレビのニュースの情報ですか?

ネットの情報ですか?

自分自身はどうですか?

自分自身が、自分から見たら全ての中心に位置している訳ですから自分を信じること無しでは何も信じることはできません。

他人に裏切られた!信用できない!信じられない!

そんな時、自分の信の器は空っぽになっています。

信の器を満たすのは、他人ではありません。

自分自身です。

満たすコツは簡単です。

ありのままを受け入れることです。

受け入れることと、流されて言いなりになるのは全く違います。

いいことも、悪いことも全て承知の上で受け入れること。

そこからしか、望む未来は生まれてこないのです。



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