たとえ「わからな」くても、考えることを止める理由にならない。
しかし「わからない」ことを考えることは辛く、苦しい。

「どうもへんだな。どうも腑に落ちない。分からないことを強いて尋ねようとしなくなることが、結局、分かったということなのか?どうも曖昧だな!」
(中島敦『悟浄出生』)

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