ゲームが得意な親戚のお兄さんになりたいの巻

 筆者には、小学2年生の従兄弟がいる。生まれたての頃から、一緒に遊び続けてきた。

 以前、オセロをやった時には、最初はボコボコにしたんだけど、角を取ったら強いよと一言アドバイスをしたら、普通に負けた。

 それで、従兄弟も小学生になったので、Switchを買ってもらってゲームをやっているというのだ。これは、お兄さんの意地を見せるしかない。
 その子の周りには、筆者ぐらいの年頃の人はいないので、現状はその子が一番ゲームがうまい状態。これは、お兄さんがゲームっていうのはこうやってやるんだぞっていうのを見せなければ。

 まずは、太鼓の達人。これは、正真正銘筆者が昔からやっていて得意なやつ。夏祭りの鬼という馴染み深い譜面で見せつける。従兄弟の両親までちょっと驚愕させてしまった。といってもめちゃくちゃうまいわけではないんだけど。

 次は、マリオカート。これも、ドリフトを決めたりして、お兄さんの強さを見せるつもりだった。完璧にドリフトを決めてなんてのは、兄弟もいない小学生には厳しいことだろう。
 が、ここで問題が発生する。コントローラーのスティックが壊れている。常にある方向に入力されている状態。厳しい。曲がる方向によって一切ドリフトが決まらず、ただの滑りになってしまう。

 結果、総合成績3ポイント差程度で敗北。

 ゲームを好きになるきっかけの一つには、周りに上手なお兄さんがいて、その人を真似したり、それぐらい上手くなりたいっていうのはあると思う。たまにしか会えないけど、たまに来る親戚のお兄さんがゲーム得意ってかっこよくないですか?かっこいい。

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