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2/24アメリカ相場概況:一週間の振り返り

【AI革命でソフトランディングになった場合に、株、債券、ドル、金はどう動くのか?考察】

エヌビディアが素晴らしい決算を発表しました、AIによる生産性の向上が起こりそうです。米経済がソフトランディングする場合、株価の上昇が予想されますが、債券、ドル、金などはどのような動きになるでしょうか?考察します。

考察にあたり参考になるのが1995年のドットコムバブルなのでそのころの状況を調べます。調査には私が作ったカスタムチャットGPTを使いました。米国株分析GPTを使えば誰でもこれから示すような投資分析が簡単にできます。

まず当時の金利の動きを確認します。政策金利とほぼ同じ動きをする13週間(約3ヶ月)の短期国債の利回りを調べます。1990年から2005年までのデータでドットコムバブル期間(1990〜2000年)をピンクでハッチングしています。これを見ると金利は5.5%くらいでほとんど横ばい、下がっても約5%程度だったということが分かります。今の状況にそっくりです。

そして当時のインフレ状況も振り返ります。1991年までに高騰したインフレに対して政策金利を8%くらいまで上げて抑え込みCPIが3%くらいまで下がりました。再度1994年から金利を5%に上げてCPIを横ばいにしたようです。

そして、その時の株価はどうだったかというと以下です。1995年頭をゼロ点基準にして変化率を表しています。恐ろしいくらいに上がっています。SP500で200%、ナスダックは500%アップです。米経済は力強くIT革命でソフトランディングしています。

政策金利はほぼ一定でしたが、長期債はどうなっていたのか確認します(1995年をゼロ点基準)、13週間(約3ヶ月)の短期国債の利回りと10年債利回り、30年債利回りを示します。これを見ると短期債利回りはほぼ横ばいですが、長期債利回りは下がっていっていることが分かります。

指数と同じグラフに表示しても(1995年頭をゼロ点基準)、長期債(10年債利回り)はドットコムバブルの間は徐々に下がっていってるのがわかります。

長期債券は徐々に下がることが分かりましたがドルはどうでしょうか。以下は1995年から2000年にかけてのドル指数です。上がっています。80から110くらいまで約38%上がっています。やはり米経済が強いのでドルは上がるのでしょう。ということは円は下がるのかもしれません。

それではゴールドはどうだったでしょうか。金は1996までは若干の上昇傾向でしたが、その後は大きく下がり、約38%ほど下がっています。

【まとめと投資戦略】

まとめるとドットコムバブルの時の指数、短期債、長期債、ドル、ゴールドの値動きは以下になります。

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