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8/10アメリカ相場概況:一週間の振り返り


【大統領選挙の行方と相場】

2024年のアメリカ大統領選挙は、これまでバイデンとトランプとの戦いでトランプ優勢と考えられてきましたが、ここにきてバイデンが撤退、現職副大統領カマラ・ハリスが新たに候補になり、トランプと互角に競っています。これにより見通しに不確実性が高まっています。

過去の大統領選挙と市場の動き

過去の大統領選挙の結果が市場に与えた影響を分析すると、いくつかの興味深いパターンが浮かび上がります。まず、現職政権が再選を果たした場合、市場は比較的安定している傾向があります。特に、与党が勝利した年は、年間を通じて安定した上昇傾向を見せることが多いです。

一方で、野党が勝利した場合、選挙前に下がり、選挙直後に大きく上昇することがよくあります。

与党が勝利した場合

以下に与党が勝利した、1956年、1964年、1972年、1984年、1996年、2004年、2012年の1年間のパフォーマンスを示します。今年2024年は黒色、大統領選挙日の前後5日間をピンクでハッチングしています。

これを見ると与党が勝利した年は、年初から相場が上がり、4月・5月に相場下落、大統領選挙後に上がっているのが分かります。

月毎の平均上昇率を見ても。4月、7月は若干の下落、5月が大きな下落があるものの、それ以外の月は平均的に上がっているのが分かります。

野党が勝利した場合

次に野党が勝利した、1952年、1960年、1968年、1980年、1992年、2000年、2008年、2016年、2020年を示します。野党が勝利した場合は年初から相場が下がり、そこから横ばい、9・10月に相場が再度下がり、大統領選挙後に上がっているのが分かります。

今年2024年はどういう年?今後はどうなる?


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