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2/10アメリカ相場概況:一週間の振り返り


【これまでのSP500相場予測と答え合わせ】

私の投稿では定期的に今後のSP500の動きを予想しています。今回はその結果を振り返り、答え合わせを行います。

まずは昨年の頭に予測した内容です。下図の上側は23年1/21に今後のSP500を予測したものです、その下が23年6月時点での実際の結果です。
パッと見でまあまあ当たってないでしょうか。1/21の段階ではベア相場から脱却できるかわからない中でしたがしっかり当たってます。チャートの動き方もだいたい同じです。

当時の投稿は⇩

そして、下図は23年の6/25日に新たに予測した内容です。SP500は一度下がってから一気に上昇し新高値を更新すると予測しています。

当時の投稿は⇩

そして予測してから半年以上経った今の結果がこれ⇩です。

細かい違いはあるものの大体の動きは当たってませんでしょうか。10月に4100くらいまで下がってそこから一気に新高値更新しています。

不思議ですが統計的に分析しているとSP500の動きがある程度の確率でわかります。その結果をもとに指数をトレードして利益をあげるのが私の投資法です。昨年もかなりの利益を得ています。この米国株投資プランではそれらノウハウを分かりやすく説明します。

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【投資家センチメント】

EXTREME GREEDとブルマインドです。少し過大なマインドになってきています。

【機関投資家ポジション】

米国商品先物取引委員会(CFTC)が毎週公表している、機関投資家のポジションが分かるCOTレポートを見易いグラフにしています。赤がロング、緑がショート、青がネットポジションです。機関投資家は相場に対して順張りするのでこれをチェックすると相場が向かう方向が分かります。ポイントは機関投資家に逆らわないことです。

SP500とナスダックともにいったん一服の兆しが見えてきたかもしれません。


【FedWatch】

ここ最近、期待金利が上がってきています。市場は景気後退よりもソフトランディングを織り込みはじめたのかもしれません。現時点で5月より利下げを織り込んでいます。

【セクターローテーション】

今のセクターローテーション度合いが分かります。これがわかれば今が景気のどの段階かが分かります。各セクターがSP500に対してアウトパフォームしているのか、アンダーパフォームしているのかを100日移動平均線との乖離率を用いてレーダーチャートに表現しています。

今は景気停滞期から景気拡大期に移行している段階と言えます。つまり、これから相場は上がります。


レシオ分析
時系列推移

【ETF取引額推移】

青線が買いと売りを合わせた取引額、緑が買いの取引額、赤が売りの取引額です。今の相場が活発かどうかが分かります。取引額が多く、相場も上がっているときは上昇勢いが強く、今後も上がり易いと判断します。

今はSPY、QQQともにまあまあの取引額ですが、2月に入りQQQの額がだんだん減ってきています。

主要指数
セクター

【FactSetのSP500レポート要約】

SP500の決算状況が把握できます。今週は情報技術セクターで、マイクロソフト、アップル、QUALCOMM、インテルなどが大きく貢献し、12月31日以降で最大の増益となっています。

主要指標
⭕️業績スコアカード:2023 年第 4 四半期(S&P500 種構成企業の 67%が実際の業績を報告)については、S&P500 種構成企業の 75%が EPS サプライズのプラスを、S&P500 種構成企業の 65%が売上高のプラスを報告している。
⭕️収益成長率:2023年第4四半期のS&P 500の混合(前年同期比)利益成長率は2.9%です。もし2.9%が当四半期の実際の成長率であった場合、S&P 500種指数は2四半期連続で増益となります。
⭕️収益修正:12月31日現在、S&P500の2023年第4四半期の推定(前年同期比)増益率は1.5%であった。12月31日時点と比べ、8つのセクターが増益を報告している。
⭕️ 収益ガイダンス:2024年第1四半期について、S&P500種構成銘柄のうち52社がマイナスのEPSガイダンスを、21社がプラスのEPSガイダンスを発表しています。
⭕️バリュエーション:S&P500の12ヶ月先PERは20.3。このPERは5年平均(18.9)を上回り、10年平均(17.7)を上回っている。

【経済指標】

過去半年の経済指標のデータでSP500への影響度合いを機械学習で算出し比較しています。今はCPIの結果がSP500に大きく影響しているのが分かります。今どの経済指標に注目すればよいのかが数値で分かります。

最新の経済指標です。毎週チェックすると経済の状態がわかります。緑線の中に今年発表された経済データの部分が赤色になっています。

【一週間の振り返り】

今週も相場は上がりました。AIブーム+大統領選+1月相場が高かったで、今は上昇傾向が続いてるようです。SP500も最高値更新してます。まだしばらく上がれそうですが、

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