Amazon.com (AMZN) Q2 2024 カンファレンスコール要約

【質問】: Amazon.comの第2四半期の財務成績について、主要なポイントは何ですか?
【回答】:
-売上高は前年比11%増の1480億ドル
-事業利益は前年比91%増の147億ドル
-自由キャッシュフローは前年比664%増の514億ドル
-AWSの売上高成長率が前年比18.8%に加速
-顧客ロングタームに重要な点として、AWSの成長を推進する3つのマクロトレンドを挙げる

【質問】
1.企業はコスト最適化の取り組みを再び要点としており、新しい取り組みに注力している。
2.クラウドへの移行やインフラの近代化に再びエネルギーを注ぎ、コスト削減や革新に努めている。
3.AIを活用することに興味を持つ企業やビルダーが増加している。
【回答】
-AWSはクラウドで最も幅広い機能、最強のセキュリティ、最高の運用性を提供し、顧客の選択肢として最も大きな恩恵を受けている。
-AI事業は急速に成長しており、AWSは顧客の選択肢として選ばれている。
-多様な選択肢や柔軟性を提供することが重要であり、AWSチームはこの哲学を取り入れて顧客に選択肢を提供している。
-インフラやデータ管理、モデル構築、デプロイメントなどを支援するサービスが注目され、Amazon SageMakerやHyperPodsが導入されている。

【質問】なぜBedrockは既に何万社もの企業が使用しているのでしょうか？
【回答】Bedrockは最大のモデル選択肢を持ち、モデル評価、ガードレール、RAG、エージェントなどの重要な分野で最高の生成AI機能を持ち、異なるモデルタイプやモデルサイズの切り替えが簡単です。また、Amazon Qなどを使用したソフトウェア開発のための最も能力の高い生成AIパワーアシスタントが強く採用されています。AdsやPrime Videoを通じてブランドが直接広告をつなぐ可能性があり、これにより広告の有効性や関連性を向上させ、顧客は追加料金を支払うことで広告なしの体験も選択できます。 【

質問】
-北米の収益成長率についての要点
-ドル換算で前年比で100ベーシスポイントの成長をもたらした昨年のリープデー
-平均販売価格（ASPs）が下がっている理由と高額な商品よりもコンピュータや電子製品、テレビの売上成長が速い理由
-売手手数料が予想よりも低いがトレンドとして好ましい
-プライム会員向けの配送スピードが過去最速であり一日または翌日に到着する5億以上の単位があったこと
【回答】
-低いASPの低下により、北米ユニットの成長がセールス成長を上回っている
-売手手数料の引き下げによりアパレルの大幅な年間ユニット成長を刺激
-コスト改善を通じて、より選択肢が増え、低価格で迅速な配送を実現し、顧客に利益をもたらす
-AIへの投資など、中長期的なインパクトについて強気な見通しを示す

【質問】
-ビジネスにおいてAIの活用が重要である理由は何か？
-AmazonがどのようにAIを活用しており、どのような効果を実感しているか？
【回答】
-Generative AIは顧客の問題解決に最適な方法を模索するため、企業が成長する際に重要である。
-AIを活用したショッピングアシスタントやリスト作成ツールを通じて、顧客体験を向上させつつ新たな機会を見出している。
-AIの進化は顧客体験やビジネスを変革し、現在もAIへの投資を継続している。
-Prime VideoやProject Kuiperなどの新たな取り組みや進展にポジティブな展望を持ち、顧客とビジネスに焦点を合わせたターゲティングを続けている。

【質問】
-1年間に収益はほぼ倍増し、14.7 billionドルに達したが、ガイダンスの最高値を700 millionドル上回った。全セグメントにわたり、コスト管理に注力し、顧客にとって重要な分野への投資を継続するための方法に注意を払っている。
-北米と国際セグメントを含む全体的な収益の増加。
-北米セグメントの収入が90 billionドル、国際セグメントの収入が31.7 billionドルに達し、前年比で増加。
-北米セグメントの収益は57.1 billionドルで、前年比1.9 billionドル増加し、オペレーティングマージンは前年比で5.6%増加した。
-AWSセグメントの収入は26.3 billionドルに達し、前年比で18.8%増加した。
【回答】
-収益が増加し、収益予想の範囲を上回った。
-低価格、幅広い選択肢、迅速な配送を通じて顧客に好評を受けている。
-商品の速度が向上し、売上も継続的に増加している。
-コスト管理の改善により、各国のセグメントは利益を出し続けている。
-広告は収益貢献度が高く、増加傾向が続いている。
-AWSセグメントは安定した成長を続け、AIのワークロードにも注力している。

【質問】
-AWSに関して、AIへの投資や収益性についてどのような見解をお持ちですか？
-カスタムシリコンについて、投資ペースや中長期的なリターンについてどのように考えていますか？
【回答】
-長期的視点でのAIへの投資や収益を最大化するためのキャピタライズに注力している。
-カスタムシリコンに関しては、投資ペースについて慎重に検討しており、中長期的なリターンを注視している。

【質問】AWSへの投資とAI分野について、どのように取り組んでいるかについて教えてください。
【回答】
-AWSのビジネスは大規模なロジスティクスの課題がある。35のリージョンや110のアベイラビリティーゾーンに様々な製品を供給するのは難しい。
-過剰なキャパシティを持つと経済的に厳しい状況になり、損益が悪化する。
-AIの分野でも同様にキャパシティの適切な管理が求められており、顧客からの信号も収集している。
-カスタムシリコンの開発も行っており、Gravitonでは30%から40%の価格性能向上を実現している。

【質問】
1.第2四半期の小売業の粗利益率は期待よりもやや弱かったが、売上割引などが原因か？Kuiperも影響しているか？
2.過去にコスト削減改善について話されていたが、北米の利益率を前パンデミックレベルに戻すための方針や時間軸は？
【回答】
1.第2四半期の小売業の粗利益率は、Q1終了時の株式報酬の年次増加を考慮すると継続的な向上を示す。ノースアメリカ部門の一部は前四半期に比べて利益を上げた。
2.チームは引き続き店舗ビジネスの利益率拡大の機会があると考えており、投資領域での経費や投資がQ2にQ1に比べて上昇しているが、Kuiperの投資がQ3とQ4で本格化する見通し。

【質問】コスト削減とサービス向上に取り組んでいるが、どのような取り組みが進行しているか？
【回答】
-アメリカのネットワークを地域化することでコスト削減と配送スピード向上を実現
-他にも入庫ネットワークの地域化や1箱により多くの商品を詰めることでコスト削減を図りつつ環境にも配慮
-コスト削減によって幅広い商品を提供でき、顧客がより多くの購入をし、支出を増やすことも期待
-投資とコスト削減の両立を目指し、多角的な取り組みを行っている

【質問】
-AWS（Amazon Web Services）の成長率は持続可能か？
-薬局業界において、マーケティングへの取り組みが増えているが、早期導入フェーズを超えて、より大規模なAmazon顧客の採用に取り組んでいるか？
【回答】
-AWSの成長率は予測しにくいが、現在の収益水準は高く、企業がクラウドに移行しやすい状況が続いている。
-AWSはクラウドへの移行を促進する機能性や安全性が高く、AI分野においても成長が期待されている。
-薬局業界においても、Amazonは成長を進めており、今後もさらなる拡大が見込まれる。

【質問】
-AWSのバックログ数値は何ですか？
-AIへの移行に向けて企業がパブリッククラウドに移行する動きや、データ準備の重要性についてどのような動向が見られていますか？
【回答】
-AWSのバックログは第2四半期末で1566億ドルで、前年比19%増加しています。
-AIを効果的に活用するためには、データの整理が必要であり、顧客やシステムインテグレーターパートナーと連携している際には、常にデータの準備が重要視されています。

【質問】
-AWSの利益率の上昇の主な要因と、後半の利益率についての展望は何か？
-国際セグメントの利益率が先月に比べて下がった理由は何か？
【回答】
-AWSの利益率は前年同期比で改善し、サーバーの使用寿命調整も効果的だった。
-国際セグメントは確固たる国々（英国、ドイツ、日本）と新興国、双方で進展し、主に運営効率を向上させつつ、顧客体験を拡大している。

【質問】
-マクロトレンドは予想通りだったのか、それとも四半期を通してソフトニングを見たか？
-それが3Qの見通しにどのように影響するか？
-別途、Kuiperに関する追加投資を数量化するのを手伝ってもらえますか？
【回答】
-消費者は支出に慎重で、低ASP製品を探しており、取引を行っている。これはQ2に続いてQ3にも続いている。
-Q2では収益成長の減少はASPや既存のトレンド、そして日常必需品ビジネスとカテゴリーの成長に関連していた。
-低ASP製品が現在のミックスの中心であり、速さを活かして消費者に迅速に日常必需品を提供することができる。
-Kuiperについては今日の数量化は行わないが、質問をありがとうございました。