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風街オデッセイ~松本隆50周年ライヴ~①風街ばんど

松本隆50周年記念ライヴ「風街オデッセイ」を勝手に私が語るシリーズです。

まずは、この壮大なプロジェクトのバックバンドを勝手に紹介。
45周年時から引き継ぐ

【風街ばんど】

井上鑑(バンマス/Key) 
高水健司(Ba)
山木秀夫(Dr)
中西康晴(Key)
土方隆行(Gt) 
今剛(Gt) 
吉川忠英(A.Gt) 
三沢またろう(Per)
高尾直樹(Cho)
佐々木久美(Cho)
藤田真由美(Cho) 
中野勇介(Tp)
村田陽一(Tb)
竹野昌邦(Sax)
金原千恵子(Vn)
栄田嘉彦(Vn)
古川原裕仁(Vla)
笠原あやの(Vc)

おおおー!!!

リズム隊&バンマスは変わらず。
鍵盤に新たに中西康晴さんが加入。
45周年時と1番違うのはギターの松原正樹さんがお亡くなりになり土方隆行さんが加入した事でしょうか。
土方隆行さんはもちろん素晴らしいのですが、そっか松原さんはもういないのか…と言う悲しみが先に来てしまいますね。

メインサックス(一部フルートもありました)山本拓夫さんから竹野昌邦さんに変わっております。

そしてホンセク隊が新たに結成されており、
ストリングスも、前回の金原さんと笠原さんのお2人から4名編成に増員!

コーラスはアルトが比山貴咏史さんから高尾直樹さんに変わっておりますね。

佐々木久美さんはコーラスクレジットですが、たまにオルガンを弾いていました。
久美さんは随所でコーラスとして呼ばれたついでにさらっと見事なオルガンを披露しておられます。

会場も東京国際フォーラムから日本武道館へ。

ええと…

これだけ日本随一のスタジオミュージシャンが集まってるのに、もし上の照明が落ちてきたりしたら?
ユーミンから達郎、MISIAに古内東子、くるりにエレカシ、ジャニーズから地下アイドルまで…
誰もツアーもレコーディングも出来ないじゃないか!と、要らぬ心配をしておりました。

この日はスターダスト☆レビューの公演が都内であったので「もし照明が落ちたら、根本要さんと小田和正さんチームががんばるしかないなぁ」
とアホな心配を…。

日本人全員が必ずこのメンバーの誰かの紡ぐ音色を聞いているであろう布陣。

武道館のあまりよろしくない席でしたので、
非常にバランスは悪かったです。
私の側からの「最初の‛出音’」は
Niagaraサウンド(ウォールオブサウンドと呼ばれる分厚い音)を再現する際の三沢またろうさんの細かいカスタネットやベルの音、コーラスの高尾直樹さんの声、オルガンの高音が響くと言う感じでした。
(もしかしたら、私がNiagara的な曲のカバーでやるパートがPer、Choが多いので、贔屓目に聞こえた部分もあるかもしれません。)

歌い手が入るとPAが調整し、出音から変わってしまいます。
さらに放映されたりDVD化されてしまうとマスタリングされてしまうので、このアンバランスな感じは
【ライヴ】でしか決して味わえません。

歌がよく聞こえないとか、バランスの悪さも含めて

ああライヴってこうだった!


某ウイルス下で、今年は初めてライヴに足を運びました。初がこれよ?

一時はもう武道館の様なところでライヴをやるなんて、歴史上の幻になるのかな?教科書に載るレベル?
と思う時もありました。
配信ライヴも昨年は観ましたが、なんだか違うと思い、今年は何も観ていません。

職業柄もしかしたら禁止令が出たかもしれないところ、
松本隆先生が風を吹かせたおかげか、
武道館に人がいる!演者がいる!
当たり前の様な夢のような…。
席についた辺りでもう、胸いっぱいお腹いっぱいな多幸感でした。

上質な音楽を聞きにこれだけの人が集まるなんて、日本人も捨てたモンじゃないですね。
(某ウイルス下で人間不信気味でして…)

ライヴはまさに生き物なので、自分の心持ちや社会情勢によって、その場の人々の雰囲気や空気感、
まさに‛気’と呼ばれる何かでしょうか?
それらが塊となり場を作り、
見え方が全く刹那的に変わるものです。

歓声がない寂しさはありましたが、ひとまず
感無量。

そして、私はいつも誰かに見つかりやすい様でして

以前記事にあげたブートレグの達人御一考に双眼鏡で発見されるのでした👀

次回は各曲の解説前半です…🌛

ちなみにあまり武道館にライヴに行かないので「大変混み合いますので帰りの切符を今のうちに購入して下さい~」
という駅員さんがいない事に時代を感じました…。

後に林立夫さんがゲストで入るのですが、
松原正樹さんと合わさるとほぼ
【パラシュート】ですね。
今宵の一曲は45周年ではトリであった寺尾聰で締めたいと思います。
今年は何故か出演されませんでしたね(残念)


②に続く…

今宵の担当:シホ














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