くまとたぬきの台所

平成生まれのアラサーのたぬきとくまの夫婦の台所 はてなからnoteへ引っ越してきまし…

くまとたぬきの台所

平成生まれのアラサーのたぬきとくまの夫婦の台所 はてなからnoteへ引っ越してきました。https://tnkmda.hatenablog.com たぬきの絵のお店https://suzuri.jp/tanukimiso

最近の記事

昆布は持て余さない 後編 おうち昆布締め

 続き物の記事、冒頭何書くか困りますね。  前記事はこっち です。  さて、板昆布はいいぞという話題の後半節は、昆布締めの話だ。  そもそもご存知ですか昆布締め。あれね、白身の魚を昆布で挟んで寝かすと昆布味が魚にうつってうまいっていうやつね。さらに魚の水気も昆布が吸うので、日持ちもするようになるらしい。  漫画「江戸前の旬」だと何気ない技として使われていて、一方「将太の寿司」では必殺技めいて登場した、この扱いの差が印象的でしたね。青年誌と少年誌の違いでしょうか。

    • 昆布は持て余さない 前篇 つけもの

       あなたの家に、突然昆布がやってきたとする。  あの黒くて平べったい海藻を伸ばして干した、カッチカチのやつである。  正直、多くの方は「えっなにそれ困る」と考えるのではないだろうか。  くまが考えるに、お料理ニュービーが対処に困る食材として、割合上位に入るのが昆布なのではないか、と思う。  ていうかそれなりに経験値あっても困りませんか昆布。保存はきくけど場所とるし、出汁とるのめんどくさいじゃない。鍋に昆布を入れて加熱して沸騰直前に引き上げろって、それつまり鍋を意識のは

      • ウミノ麺最強説

         ウミノ麺。  そう呼ばれるおそうめんのバリエが、当家の夏の定番だ。  ご察しの良い読者諸兄はすでに気がついておられるであろう。ーーというか、あのそうめんをネタにしたブログエントリは枚挙にいとまがなく、当ブログで何番煎じであるかわからない。  しかしうまいものはうまいので、ぜひシェアしたいと思い、筆を執った次第だ。  ウミノ麺ってなんですか。  まだピンときていないあまりにありがたい(ご存知の方ばっかりだったら、このエントリまるごと意味ないからNE!)読者のために注

        • 豚カレー、下茹でのススメ。

           主に豚バラ。  ーーと、これで話が終わってしまってはわざわざパケット割いてこのエントリを読んでもらっている意味がないので、もうちょっとめんどくさい話をしよう。  肉類の下茹では、しなくてはならない。  これはアラサーになって当家がたどり着いた一つの真理だ。  いい歳になると、肉の脂がきつい。  読者諸兄、おもわず「あるある」と首肯しておいでのことだろうと強く思う。  以前、ポークカレーを拵えたことがある。今は昔、鉄腕DASHの潜水艦カレー回、海自式ポークカレーに

        昆布は持て余さない 後編 おうち昆布締め

          風雲ぬかづけ録1 「もみーな」はいいぞ編

           たぬきの家にはぬか床がなかったらしい。  くまの家では祖母が専業主婦で、ぬか漬けは日常食であった。まぁそれはいい。  問題は、目下ずぶの素人ながらぬか漬けという底しれぬ沼に挑んでいるたぬきが、ぬか漬けというカルチャーの、まったくの門外漢であったことだ。  我が家では、ぬかどこの担当はたぬきである。くまはああいうねとねとしたものは好かない(なので、くまはパンもハンバーグもこねられないし、幼少期には泥団子遊びをしたこともなかった)。それゆえ当家では、もっぱらたぬきが、ぬか

          風雲ぬかづけ録1 「もみーな」はいいぞ編