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ほんとに苦手?

人には得手、不得手があるから、自分が苦手なことに向き合いすぎるより得意な人に任せた方がいい、とは思う。

とはいえ立場上、どうしても人に任せるわけにはいかないタスクもあり、苦手でも向き合わなければならないこともある。

そういう時、その「苦手」をもう少し分解して、何がボトルネックになっているのか?を認識できると、もう少しやりやすくなるかも、ということを書いてみたい。
(ちなみに、トップのイラストは”ボトルネック”のイメージです・・)

例えば、私の「苦手」は、コスト管理。
コスト管理が苦手なマネージャーって、それだけでもう致命的じないかって思うけど、苦手なものは苦手。と思っていた。

数字の羅列、特に、他人が作ったカオスなExcelと格闘する時間は叫びたくなるほど辛い。

というわけで、いったんこのExcelの構造や数字の成り立ちを理解すべく、まっさらなExcelをベースに自分で数字を積み上げながら検証、分析してみた。この作業自体は全く苦痛ではなく、むしろ楽しい。ああ、こういうことになってたのか、分かった。とスッキリした気持ちになってきたし、分析そのものは元々好きな部類のアクテビティであることを思い出した。

元凶はこのExcelだった。
Excelそのものが苦手なのか、このカオスなやつが悪いのか、おそらく両方なのだが、それが原因で本来好きで得意な、しかも重要な分析が嫌になっているのだとしたら、もったいない。

というわけで、苦手だからと遠ざける前に、何がそんなに苦手なのか?分解して考えてみよう。

苦手の真の原因が分かったら、それは一過性のものなのか(一回ハードルを越えれば、あとはスムーズにいくのか?)、もしくはずっとストレスであり続けるものなのか?前者なら、最初だけ嫌でもエイっと頑張るといいかもしれないし、後者ならそこだけ人に任せるとか、最適なプロセスを考え直すのがいいのかもしれない。

本業であるシステム開発者目線では、抜本的にプロセスを見直したいところだが、とりあえず今回は目の前の苦手を撃退するために、不本意だがカオスなExcelをまずは理解することにした。これでいいのだ、たぶん。




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