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MagSafeは「スタンド」に限る

個人的にはMagSafeケーブルよりMagSafeスタンドの方がおすすめです。

こんにちは、たぬきっつぁんです。2ヶ月前くらいにPixel4a(5G)からiPhone12に乗り換えて、3つほどMagSafeアクセサリーを購入したのでレビューしてみます。

今まで私がAndroid派だったのはLightningケーブルを使いたくなかったからです。しかし家電量販店で一括10円でiPhone12が販売されていてついつい乗り換えてしまったので、せっかくだからMagSafeアクセサリーを揃えてみた次第です。

Apple MagSafe対応レザーケース

左が使い始めて2ヶ月後の現在のケース、右が購入当初のケースです
だんだん味が出てきてます

楽天モバイル公式ストアでなぜかiPhone12用のケースだけ半額で販売されていたので買ってみました。なのでケースだけ楽天市場のリンクを貼っています。(基本的にずっと売り切れているので、再入荷通知を設定した方が確実に購入できると思います)

色はiPhoneに合わせてブラックを購入。2ヶ月ほど使ったので傷がついてきましたが、それもレザーならではの味が出てかっこいいです。デザインの面では他にもボタン類がアルミ素材でできていて、高級感があるだけでなくボタンが押しやすくなる効果があります。

このレザーケースは商品名にもある通り、MagSafeに対応していて磁石が内蔵されています。その影響でMagSafeアクセサリーをくっつけると背面にMagSafeの跡が残ってしまいます。購入当初は跡が目立っていましたが、最近はレザーの傷にまぎれて見えにくくなってきました。(とはいえ見る角度によっては円形の跡が見えます)

Anker PowerWave Magnetic 2-in-1 Stand Lite

これ一つでiPhoneとワイヤレスイヤホンを同時に充電できます

2-in-1の名前の通り、MagSafe対応でスタンド代わりに使える充電スタンドとワイヤレスイヤホンなどを乗せて充電できる充電パッドがセットになった充電器です。

このMagSafeスタンドを使うだけで解消される不満点がこちらです。

  • 夜寝る前の暗闇でケーブルが刺しにくい問題

    • 磁石で近づけるだけで充電できるから暗くても確実に充電できる!

  • iPhoneとワイヤレスイヤホンで2本ケーブルを使わければいけない問題

    • 1つの充電器で2台同時に充電できる!

  • Lightning端子を使いたくない問題

    • 充電スタンドの充電端子はUSB-C

    • つまりLightning端子を使わなくて済む!!!(iPhoneだけだよ)

最後のセリフが言いたかっただけです(笑)
とはいえ、実際これを使い始めてからほとんどLightningケーブルは使っていません。

またスタンドの充電ケーブルを抜いてただのスタンドとして使うこともできます。ちょうどいい高さになってかなり使いやすいです。最近YouTuberの瀬戸弘司さんも動画で充電機能がないMagSafeスタンドをレビューされていたので、スタンドとしての使用感はこちらの動画をご覧ください。

デメリットとしては、ワイヤレス充電の出力がスタンド側で最大7.5W、パッド側が5Wと、急速充電は非対応な点が挙げられます。(純正以外のMagSafe充電器は7.5Wに制限されます)とはいえ夜寝る前にくっつけておけば朝には100%になっているためそれほど気になりません。急速充電が必要な場合は素直にLightningケーブルを使いましょう。

それから磁石の力がそこそこ強いため、iPhoneをくっつけた状態で取ろうとするとスタンドごと引っ張られてしまいます。確実に充電されるという安心感はありますが、少し使いにくいです。(もしかしたらレザーケースの磁石が強いのかもしれません)

Anker 622 Magnetic Battery (MagGO)

基本的にiPhone12のバッテリーは1日中持つのでモバイルバッテリーは不要な場合が多いので、非常用として購入しました。容量は5000mAhですが非常用なので1回分あれば十分です。

非常用なら今まで使っていたものでも良かったんですが、これ1個あればケーブルを持ち歩く必要が無くなるという便利さに惹かれて、セールで買ってしまいました。

最大の特徴であるMagSafe機能は、くっつけてポケットに入れておけば充電できる(最大7.5W)ので画期的だしとても便利です。またスタンド機能があるので充電しながら動画やネットを見ることができます。ただスタンド用の磁石が若干弱いところが気になります。MagSafe側は強めの磁石でしっかりくっつくため充電機能としては問題ありません。

またバッテリー本体についている端子はUSB-C1つだけで、入出力どちらも対応しています。1つしか端子が無いのは不便に思えるかもしれませんが、今までモバイルバッテリーで2個以上同時に充電する場面に出会わなかったので個人的には十分でした。

そしてパススルー充電(先にiPhoneを充電した後にモバイルバッテリーを充電する機能)も対応しているので実質iPhoneをUSB-Cで充電できるようになります。とはいえ家ではMagSafe充電スタンドの方を使用しているのであまりこの機能は使っていません。旅行などで長時間外出する時には便利だと思います。

発熱問題

ゲームを立ち上げたまま充電するとiPhone本体もバッテリーも持てなくなるくらい熱くなるので注意が必要です。実際私が最近よくやっている Pikmin Bloom(ピクミン版ポケモンGO的なゲーム)をやりながら充電を始めたところ非常に熱くなりました。機能的には位置情報ゲームに最適なんですが、発熱問題があるのであまり使えていません。

普通のモバイルバッテリーはケーブルでスマホ本体とモバイルバッテリーが離れていて熱が分散されるため熱くなってもなんとかなりますが、MagSafeモバイルバッテリーの場合は密着しているため熱が逃げにくく想像以上に暑くなる危険性があります。

もちろんゲームはせずに画面を閉じて充電する分には発熱はそこそこ抑えられているので、基本的にはスリープ状態で使用し、スタンドを使ってスマホを操作する場合は動画視聴やネットサーフィンなど軽い作業にとどめておくことをおすすめします。

モバイルバッテリーの存在意義

正直に言うと、これは無くても良かったです。発熱問題や値段が高いこと(約6000円)を考えると、普通のモバイルバッテリーでも十分だと思います。私の考えですが、スマホの充電だけを考えるとAC充電器ではなくモバイルバッテリーにこそ急速充電が必要だと思います。

先ほどMagSafe充電スタンドの方で就寝前に充電する分には7.5Wでも十分な速度だと述べました。このモバイルバッテリーもMagSafe出力は7.5Wですが、体感では有線どころか上記のMagSafeスタンドよりも遅く感じますし、たまに充電マークは出ているのに最初の数分間充電されない時があります。

モバイルバッテリーが必要になる場面を考えると、スマホの充電が20%を切った時や、家で充電し忘れて外に出た時などがあると思います。その場合短時間でできるだけ多くの充電を完了する必要がありますが、このMagSafeモバイルバッテリーでは実現できません。

最近では30W充電に対応したモバイルバッテリーも出ているので、そちらの方がモバイルバッテリーの使用状況を考えると合っていると思います。

まとめ:MagSafeはスタンドだけでOK

MagSafe充電スタンドは本当に買って良かったです。iPhoneとワイヤレスイヤホンをまとめて充電できるのが本当に便利で、ケーブルを刺すストレスもなくなって確実にQOL(クオリティ・オブ・ライフ)が上がりました。

個人的にはApple純正のMagSafeケーブルよりもおすすめです。スタンドタイプなら片手でiPhoneを持ってスタンドに近づけるだけで充電できますが、ケーブルタイプだと結局ケーブルとiPhone両方を手に持たなければならず、それなら普通のLightningケーブルとあまり変わらないと思います。(使ったことがないのであくまで想像です)

MagSafeモバイルバッテリーは今のところは様子見で良いと思います。実際に使ってみるとわざわざ普通のモバイルバッテリーから買い替える必要はないと感じました。そもそもiPhoneのバッテリー持ちが良くなっているので使う場面も少なく、私自身あまり使っていません。

ちなみにAnkerの商品ページでは「MagSafe」という単語は使われていません。おそらくAppleからの「Made for MagSafe」の認証が無いからだと考えられますが、本記事ではわかりやすさを重視してMagSafeスタンド・MagSafeモバイルバッテリーと表現しています。
「Made for MagSafe」の認証がある製品では最大15Wの充電に対応し、認証が無い製品(ほとんどのワイヤレス充電器)では最大7.5Wに制限されるという違いがあります。今回紹介した商品はすべて最大7.5Wの充電のみの対応となっています。

最後まで閲覧ありがとうございました。

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