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朝日の中へ

太陽の周りを地球は回っている。これはおそらく真実だ。
しかし、僕のたっている地球からは、太陽は東から上り、西に沈んで見える。これは真実ではないのか、と言われるとそうでは無い。これもまた真実であると考えられる。
観測地点によって真実は変化する。宇宙にいれば地球は太陽の周辺を回るし、地球にいると東から上り西に沈む。

最近は、あらゆる学問の発展で観測地点が多様化されすぎてしまい、観測地点の違うもの同士が自分が真実だといい、相手は間違いだという。
そこから争いが生まれ、平和は作られない。

男と女、住む国や地域、さらにもっと言えば、魂の入る体が違うと真実は変化するのだ。

それでは、平和に生きるためにはどのようにしたら良いのか。それは、自分と違う真実を持つ他者を許して、そして自分と違いすぎる真実を持つ人とは距離を置くべきである。

なぜなら、個人は他人の真実に溺れすぎてはいけない。人は他者の真実の溢れた世界では生きていけないのだ。
地球人は宇宙では生きれず。宇宙人は地球では生きられないのだから。

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